【DIY】TOTOのウォシュレットを自分で取り付ける方法。(型式:TCF8CM66 パステルピンク)

TOTOのウォシュレットを自分で取り付ける方法を紹介します。

取付方法は特に難しいことはありません。

水栓を外して分岐水栓を取り付け、ウォシュレットとトイレ本体に水を分岐させるだけ。

その気になればだれでもできる作業です!

なお、ウォシュレットの取り付けで一番怖いのが水漏れです。

それ以外については、特に心配することはありません。

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ウォシュレットを自分で取り付けるメリット

自分でウォシュレットを取り付けれるのか不安な方もいるでしょう。

そんな時には、発想の転換が大事です。

トイレを設計し製造することは難しいです。

水回りの設計し施行することも難しいです。

ウォシュレットを開発し製品化するのも難しいです。

でも、製品として完成しているトイレと、完成している水回りと、製品として完成しているウォシュレットを、組み合わせるだけの作業は簡単です。

自信をもって作業しましょう。

実際にウォシュレットを自分で取り付ける作業を行って分かった、自分で取り付けた場合のメリットについて紹介します。

1.水回りの構造に詳しくなる

水回りの構造に詳しくなります。

また、本当に特殊な作業がないことがわかります。

2.万が一の対応能力が付く

自分でウォシュレットを取り付けると、当然動作確認まですべて自分で行います。

ある程度構造を把握できるので、万が一水漏れなどの故障などの対処が可能になります。

自分で対処できるということは、すぐに被害を食い止めることができるので、被害の拡散防止には有力です。

また、たとえ工事業者に依頼してねじの締め方が緩く1年後に水漏れを起こしても、補償してくれません。

それなら、一つ一つの作業を自分で丁寧にやったほうが良くないですか?

3.工賃はもちろん無料

自分で取り付けるのだから工賃は無料です。

ウォシュレットは、おおよそ5万円前後でしょう。

それに対して、業者に依頼した場合の工賃は1万円です。

ウォシュレットの本体価格、作業内容の難易度に対して工賃が高すぎです。

ウォシュレットの取り付けに必要な工具

特別必要な工具はプラスドライバーぐらいです。

モンキーレンチがあればいいのですが、ウォシュレットに同梱されているレンチを使って作業ができるので、持ってなくても心配ありません。

あとは分岐水栓が同梱されているかは確認したほうがいいでしょう。

普通は同梱されているのですが、もしかしたら同梱されていないメーカーもあるかもしれません。

TOTO製ウォシュレット(TCF8CM66)の梱包と付属品一覧

必要な工具が揃ったら、気に入ったウォシュレットを購入してください。

今回はTOTO製の「TCF8CM66」というウォシュレットを購入しました。

プレミスト機能付きです。

カラーはパステルピンクにしました。

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TOTO ウォシュレット KMシリーズ 瞬間式 温水洗浄便座 パステルピンク TCF8CM66SR2
TOTOの瞬間式ウォシュレットです。
事前にお湯を貯める貯湯式と違い、使うときにその場で水道水を温めるので、快適&清潔です。
カラーは、ホワイト・パステルアイボリー・パステルピンクから選べます。
今回は、パステルピンクを選んでみました!

Amazonから送られてきた商品の大きさは下の写真のようなサイズです。

家の中に入れると意外と大きいです。

ダンボールを開けると、ウォシュレット本体と様々な部品が入っています。

部品を並べると下の写真の通りです。

ウォシュレット本体から伸びている配管の先端に分岐水栓が一緒についています。

ウォシュレットの隣にある白いプラスチックの物が台座です。

別途トイレ本体の配管も付属されていましたが、今回は使用していません。

既存の便座の取り外し

では、早速作業に取り掛かります。

まずは、既存便座の取り外しが必要になります。

お使いの便座によって方法は異なるのですが、今回のトイレでは、トイレの下側から覗き込むと、手で回せるねじがありました。

このねじを引き抜くと、便座が外れます。

既存便座の外し方については、トイレによって異なる場合があるので、ウォシュレット購入の前に外せるのか一度確認しておくほうが安全かもしれませんね。

ウォシュレットの取り付け

ウォシュレットの本体を取り付けます。

一番初めに使うのがこの台座です。

この台座のねじを回すと、徐々に突起部分が短くなり、カバーとなっているゴムが横にせり出すことでストッパーとなり、ウォシュレットを固定できる仕組みです。

試しに写真を見て右側だけねじを巻いてみました。

ゴムの膨らんだ部分がストッパーになります。

この台座を便器を取り外した後の穴に差し込みます。

必ず台座が浮かなくなるようにしっかりと差し込んでください。

そのあとにねじを回して、台座が動かなくなることを確認してください。

ねじは硬くなるまでしっかりと締めてください。

台座にウォシュレット本体を取り付けます。

下の図のように前方からスライドさせて、「カチッ」っと音がするまで滑らせる感じで固定します。

取り付けれたらウォシュレットを左右にゆすってみたりして、ズレたりしなければ大丈夫です。

分岐水栓を取り付ける

ここからは水道工事になります。

かならずトイレの水栓が閉まっているとを確認してください。

また、水栓を閉めていても若干の水漏れはあります。

トレーなどの水受け皿を用意しておくと便利です。

水栓についている既存の配管を外します。

※この時に、配管内に残っている水が若干漏れます。

取り外しました。

ウォシュレット本体から伸びている配管の先端の分岐水栓に、付属のパッキンを取り付けます。

TOTO製の場合には青色のパッキンが2個入っており、1個は予備となっています。

パッキンを挿入して、蛇口に分岐水栓を取り付けます。

そして、トイレの既存の配管を分岐水栓に取り付けます。

電源とアースの取り付け

★まだコンセントは差し込まないでください。

あとはコンセントを差し込むだけで動くのですが、ウォシュレットは水を扱う家電である以上、漏電の恐れがあります。

そのため、万が一の事故の際に感電しないように、アースを取り付ける作業が必要になります。

作業前に、電源周りのことも少しだけ知っておきましょう。


・アースは感電しません

アース線は接地(0V)のことなので、触っても感電はしません。

・コンセント本体の奥では100Vの交流が流れています

一方、コンセント本体の差し込み口の奥の部分では、交流100Vが流れています。

通常はあり得ないと思いますが、作業中にドライバーがコンセントの穴に突き刺さったりすると感電事故の原因になりますので、十分注意してください。


コンセントとは別に伸びているみどりの被覆のある線がアース線です。

先端の方の緑の被覆を外して銅線をむき出しにします。

家庭のコンセントの下にあるアース線接続用のふたを開けます。

そして、ねじがあるので少し緩めます。

見えている金属板の後ろに、先ほどの銅線部分をひっかけます。

そしてねじを締めます。

ふたを閉めるとアースの取り付けは完了です。

この時点でも、★まだコンセントは差し込まないでください。

水栓の開放とウォシュレットの起動

コンセントを差し込む前に、水栓を開けます。

先にコンセントを差し込むと、ウォシュレットの電源が入り初期動作に入ります。

この時に水栓が空いていないと、無い水を吸い上げようとして、モーターなどに過度な負担をかける可能性があるので、必ず水栓を先に開けてください。

水の流れる音がするので、水漏れがないことを確認の上、最後にコンセントを差し込みます。

コンセントを差し込むと、ウォシュレットが自動で初期動作に入ります。

これで、ウォシュレットの取り付けは完了です!

お疲れさまでした!

最後に動作確認もしておきましょう!

動作確認とチェックポイント

ウォシュレットの取り付け作業自体はこれで終了です。

ここからは念のための確認事項です。

・ウォシュレットが動作をするか

ウォシュレット自体が動作をするのか試してみてください。

この取り付け作業では、ウォシュレットの本体に関しては何も手を加えていません。

万が一動かない場合には、初期不良の可能性があります。

※TOTOの場合には出荷前に全商品に対して動作テストを行っているようなので、初期不良の可能性は限りなく低いですが、念のため。

・水漏れがないか

トイレを流すなどして、勢いよく水が流れた場合でも水漏れがないかは確認をしてください。

特に、パッキンの付け忘れなどは、水漏れの原因となります。

少しでも漏れたり、にじみ出てくるようであれば、締め付けが悪いか、パッキンの取付忘れ、あるいはパッキンの劣化です。

該当部分を分解の上、再施工をしてください。

こちらは動作確認の時に撮影した動画です。

水が漏れることもなく動作したときは、小さな感動があります(笑)

まとめ

ここまで、TOTO製のウォシュレット(型番:TCM8CF66)を例として、自分でウォシュレットを取り付ける方法について紹介してきました。

写真を撮りながらの取り付けで、だいたい3時間ぐらいかかりました。

手際よくやれば、もっと早くできるでしょう。

自分で取り付けたウォシュレットは愛着も沸きますし、今まで以上に綺麗に使おうという意識が芽生えます。

また、ひとつづつクリアしていくことで、何でもできそうな気分にもなってきます(笑)

一度DIYの初歩として、ウォシュレットの取り付けにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ウォシュレットについては、温水生成方式は貯湯式よりも瞬間式の方がいいです。

貯湯式は湯切れの問題や温水を貯めておくタンク自体の衛生面の問題があります。

また、他社製品も含めて様々なウォシュレットを比較&吟味しましたが、プレミスト機能など、適度に快適な機能が備わっているTOTOのTDF8CM66は、商品としてのバランスの取れた商品だと思いました。

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TOTO ウォシュレット KMシリーズ 瞬間式 温水洗浄便座 パステルピンク TCF8CM66SR2
TOTOの瞬間式ウォシュレットです。
事前にお湯を貯める貯湯式と違い、使うときにその場で水道水を温めるので、快適&清潔です。
カラーは、ホワイト・パステルアイボリー・パステルピンクから選べます。
今回は、パステルピンクを選んでみました!

以上、TOTO製ウォシュレット、TCF8CM66を自分で取り付ける方法でした。

参考になれば幸いです。

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