みなさん、こんにちは!
ブリュの公式ブログ.comにお越しいただきまして、ありがとうございます。
今回は、ドライブレコーダー用のMicroSDカードの選び方について紹介します。
Amazonを見ているとたくさんのMicroSDがありますが、すべてがドライブレコーダーに対応しているわけではありません。
一般的にドライブレコーダーは過酷な環境下で使用されることが多く、書き込み速度と動作温度が異なれば、当然ながら不具合も生じます。
そこで、ドライブレコーダー用のMicroSDの選び方を紹介します。
目次
class10と動作温度に注意!
ドライブレコーダー用のMicroSDを選ぶには、class10と動作温度に注意してください。
class10とは?
class10とは、MicroSDの読み書き時の速度が最低10MB以上を保証する規格のことです。
classによって分類されているので、下の表にまとめてみました。
規格 | 最低速度 |
class2 | 2MB/sec |
class4 | 4MB/sec |
class6 | 6MB/sec |
class10 | 10MB/sec |
ドライブレコーダーの純正装着のMicroSDはclass10なので、追加で購入する場合には市販品のclass10を購入すれば速度的な問題は生じません。
class10に満たない性能のMicroSDカードを購入した場合、読み書き能力が間に合わず、正常に録画ができない可能性があるので、購入は控えましょう。
class10は必須であると覚えておいてください。
動作温度とは?
動作温度とは、MicroSDの動作が保証される温度のことです。
動作温度を著しく超えると、読み書きが行われなくなり、正常な録画ができません。
ドライブレコーダーは直射日光が当たる場所で動くため、高温にはシビアです。
特に駐車録画モードがあれば、夏にエアコンを停止した状態で炎天下で録画が行われるので、より過酷な環境になります。
温度が低すぎるのも問題です。
例えば、冬の北海道で使用した場合、動作温度の下限値を下回ることもあるでしょう。
MicroSDの動作温度は、より適応範囲の広いものを選ぶようにしたほうがいいです。
なお、著しく動作温度を超える環境下になった場合でも、データーの損失はありません。
動作温度を超えている機関、MicroSDが反応しなくなるだけであり、温度が適温に戻れば元に戻ります。
私の購入したMicroSDカード
この条件を基に、私が選んだMicroSDカードは、Radius RP-MSU64XJです。
急にMicroSDが必要になり、せっかくなら用が済んだらドライブレコーダーに流用できるものをと思い、家電量販店でチョイスいました。
本当はamazonで吟味した方のですが、あまりにも時間が無くて・・・(笑)
裏面はこのようになっています。
このMicroSDの基本性能は、下の表のようになっています。
項目 | 性能 |
容量 | 64GB |
速度規格 | class10 |
読み出し速度 | 40MB/sec |
動作温度 | -25℃~85℃ (ただし、結露しないこと。) |
電源電圧 | 2.7~3.6V |
class10と動作温度は重要なので、裏面の使用も確認して購入するようにしてくださいね!
容量的には64GBあれば十分でしょう。
セルスター CSD-670FHを利用しており、フルハイビジョン録画で使用した場合、
- 16GB:101分
- 32GB:202分
- 64GB:404分
なので、これぐらいでも十分かと。
もちろん、大きければ大きいほうが便利で、正直16GB程度では使い物になりません。
ただ、このMicroSDカードはネット検索しても出てこないんですよね。
もしかしたら、家電量販店向けの製品なのかもしれません。
Amazon上でドライブレコーダー対応のMicroSDカードを探してみた
結局はメーカーの違いがあっても、規格として決まっているものなので、どのメーカー製のMicroSDカードを購入しても大丈夫です。
Amazonなどのネット通販の方が一覧で比較できますし、多くの商品の中から価格面と性能でチョイスできる上に、お買い得なことが多いのでいいですよね。
気を付けないと駄目なのが、信頼性の必要なドライブレコーダー向けなので、あまり安価な製品は選ばないことです。
例えばよくわからないメーカーや中国製品などは避けるとして、性能と価格面でいい感じの商品を紹介します。
キングストンテクノロジー(コスパ最強)
キングストンテクノロジーのMicroSDです。
コスパ最強で、商品の質問欄にはメーカー公式の回答があるなど、かなり信頼できます。
カスタマーQ&Aの項目を見ると、キングストンテクノロジーの公式より、仕様が合えばドライブレコーダーに使用可能と書かれているので、一般的には利用できるとみて問題ないです。
このMicroSDカードのいいところは低価格なところ。
コストパフォーマンス最強です。
キングストンテクノロジーとは、アメリカのメモリ製造メーカーであり、自社製造品をそのまま商品化するから安いのでしょう。
なんと64GBで1375円です(2020/2/16現在)。
私の購入したRadiusの64GBは4300円でしたよ・・・
動作温度も-25℃~85℃なので、ドライブレコーダーに使っても安心です。
アメリカ キングストンテクノロジーのMicroSDカードです。
Amazon内のメーカーコメントで、ドライブレコーダーに使用可能である旨が記載されています。
サンディスク(ドライブレコーダー対応と明記アリ)
サンディスクのドライブレコーダー対応の高耐久MicroSDです。
class10はもちろん、ドライブレコーダー対応と明記されているのが安心ですね。
ドライブレコーダー対応と明記されているのは高耐久だからです。
ドライブレコーダーは書き込み回数があまりにも多いので、普通よりも耐久性の高いMicroSDを用います。
動作温度についてはaamazon上では記載されていないのですが、まぁ大丈夫なのでしょう。
サンディスクというメーカーは、アメリカのメモリ製造会社で、東芝メモリと関係を持っていた会社です。
現在ではアメリカのウエスタンディジタルに買収されています。
ウエスタンディジタルと(かつての)東芝メモリといえば、世界最高レベルのメモリを製造する会社ですから、サンディスクはメーカー的にも十分信頼できるものです。
なお、サンディスクには、日本正規品と海外版があります。
念のため、高価ではありますが、国内正規品を購入されることをお勧めします。
【国内向け正規品】ドライブレコーダー対応MicroSDカードです。
AmazonではAmazon.co.jp専用商品が販売されているので、一般流通品と商品番号が若干異なります。
まとめ
ここまで、ドライブレコーダーに使えるMicroSDカードについて紹介をしてきました。
選ぶポイントは、
- class10であること
- 動作温度の範囲が広いこと
を基準にして、より安心感を得たいのであれば、ドライブレコーダー対応品と書かれている高耐久モデルを選べば問題ないです。
メーカーによって様々なMicroSDカードが販売されていますが、規格によって性能が決められている以上、大手メーカーであれば基本的に品質面では安心できます。
異様に低価格なMicroSDカードもあるようですが、ドライブレコーダーという信頼性が重要なデータの記録において、無名メーカーの商品は選ばないほうがいいでしょう。
本記事で紹介した以外にも様々なメーカーがドライブレコーダー用のMicroSDを販売していますから、いろいろ比較してみてください。
以上、ドライブレコーダー向けMicroSDカードの選び方について、参考になれば幸いです。