新型レクサスISのデザインから見えるレクサスの今後の方向性を予想しました。

みなさん、こんにちは!

ブリュの公式ブログ.comにお越しいただきまして、ありがとうございます。

今回は、新型レクサスISから見える、今後のレクサスの方向性について評価します。

総合的に見た感じ、デザインとしてはいいのですが、レクサスの方向性として正しいのかは疑問が残ります。

当然のことながら、レクサスISのライバルは欧州プレミアムブランドの

  • メルセデス・ベンツ Cクラス
  • BMW 3シリーズ
  • アウディ A4

なのですが、あまりにもアウディを意識しすぎな気がします。

もう少し、レクサス独自の何かを感じるデザインにしてほしいなと思いました。

元々プレミアムブランドって、

  • そのブランドだからある何か
  • 一目でわかるデザイン

が重要なんですよね・・・

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先代モデルのレクサスISはよかった

先代となるレクサスISのデザインはよかったです。

レクサス共通のデザインとして、「L」の文字を入れるデザインが共通に採用されており、LEDなどを駆使して取り入れられていました。

例えばヘッドライト。

LEDDで「L」の字が浮かび上がるので、夜間でも遠目でレクサスだとわかるデザインです。

リアも同じ。

テールライトの形状が「L」の字になっていました。

で、この「L」の字が「かっこいい」のか、「かっこ悪いのか」は別の話です。

これがレクサスの共通デザイン。

つまり、パッと見でわかるレクサスの象徴的デザインとなっているのです。

レクサスというブランド全体での一体感のあるデザインんでした。

ポイント

レクサスのスピンドルグリルやL字のLEDについては賛否両論ですが、デザイン的に「かっこいいか否か」は本質的な問題ではありません。

たとえ「かっこ悪いデザイン」でも、レクサスがブランド力を確立できれば「かっこいいデザイン」に変わります。

例えば、ジンに「ドイツのアマガエル」と称されるような、ポルシェのデザインはどう感じますか?

そして、

  • ポルシェのデザインそのものが「かっこいい」のか
  • ポルシェだから「かっこいい」のか

について自問自答してみてください。

この辺りの人間の思考の原点を探ることが、ブランド戦略の一つと言えます。

新型レクサスISのデザイン

それに対して、新型レクサスISのデザインを見てみましょう。

先に書いておきますが、リアデザイン以外は問題がないです。

フロント

先代と同じで「L」字の造形が刻まれています。

大胆なスピンドルグリルも賛否両論ありますが、レクサスの象徴的デザインとして浸透してきました。

元々、このような大きなグリルはアウディ発祥だったと思うのですが、うまくオリジナルデザインに落とし込んでいる好例だと思います。

サイド

サイドから見ると、パッと見た感じではデザインに特別な特徴は無いです。

じっくり見れば、FRを主張するようにリアフェンダーにかけて力強さを表したプレスラインがわかります。

欧州車、特にメルセデス・ベンツは複雑なプレスラインを混ぜた多面体になっているのに対し、レクサスISは平面的な、曲面的なデザイン。

力強さという意味では、メルセデス・ベンツの角ばったデザインの方が強そうな印象を持ちますが、流麗な、おおらかなデザインという意味では曲面の方が優れています。

ある意味で、日本の「おもてなし」を表現したようなデザイン。

こうした「日本」を象徴するようなデザインというのは、日本国内よりも海外(特に日本に対して理解のあるアメリカやドイツ)では、消費者にもウケるデザインとなるでしょう。

リア

問題なのかリア。

何でこうなった・・・

レクサスISだけを見てるといいのですが、ライバルのブランドと並んだ時にマズいでしょ・・・

「レクサスとしての何か」を表現しきれていないです。

デザインがポルシェ・アウディと被ってる

何がまずいのかというと、横一文字のテールライト。

これって発祥はポルシェです。

例えば、パナメーラのリアがこんな感じですね。

そして、アウディ A8でも、同じく横一文字のデザインが採用されました。

アウディとポルシェは、ともにフォルクスワーゲングループの会社であるので、そういった共通点的には問題ないでしょう。

ただ、アウディとレクサス、さらにはフォルクスワーゲンとトヨタのような、完全なライバル関係になる相手のデザインをそのまま採用するのはまずいです。

レクサスはアウディを相手にしてはいけない

レクサス、またレクサスに限らずプレミアムブランドすべてにおいて、ライバルを相手にしてはいけません。

それは、レクサスを選ぶ人はレクサスを選ぶし、アウディを選ぶ人はアウディを選びます。

そこに比較は無く、消費者の好みや価値観、またブランドイメージによって選ばれるものです。

そのため、アウディを意識した、あるいは真似したレクサス車の存在価値はありません。

アウディを買いたいならアウディで買えばいいわけですし、レクサスで欧州車チックなデザイン、さらにはアウディチックなデザインを購入したいなんて思わないでしょう。

プレミアムブランドは、性能や機能面だけではなく、こうした独創性、孤高な存在であることが求められます。

こうしたブランド戦略を、レクサスは見失ってしまったのでしょうか?

まとめ

ここまで、新型レクサスISのデザインについて感じたことと、レクサスの今後の方向性について評価してきました。

総評としては、欧州車、特にアウディを意識しすぎなデザインなんじゃないでしょうか・・・

レクサスの販売領域は、日本国内だけではなく、海外にも広がっています。

日本国内においては欧州車信仰が根強いですが、海外での認識はどうでしょうか?

レクサスにはレクサスとしての価値を求めているのではないでしょうか?

そもそもレクサスとは何なのか。

そういった、ブランド戦略の原点に立ち返って、デザインを見直してほしいなと思いました。

以上、レクサスISのデザインについて思うことと、今後のレクサスの方向性の予想についての一意見として、参考になれば幸いです。

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