みなさん、こんにちは!
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今回は、レガシィ”DIT”のバッテリー交換で、GSユアサ ECO.R Revolutionを取り付けましたので、レビューします。
ディーラーで取り扱いのある、スバル純正バッテリーの中で、かつ国産バッテリーの選択肢は、
- SUBARU ECO.R Revolution(GSユアサ ECO.R Revolution OEM品)
- SUBARU BLUE PREMIUM(パナソニック CAOS OEM品)
になります。
今回はGSユアサを選びましたが、両者の違いを比較しました。
目次
バッテリーの規格の適合性について
バッテリーの規格について、5代目レガシィ(BM型、BR型)については、以下の通りになっています。
3.6L車 | 95D26R | |
その他 | アイドリングストップ車 ・2.5i系 |
Q–85R |
アイドリングストップ車以外 ・2.5GT系 ・2.0GT DIT系 |
65D23R |
バッテリーの規格は、
- 容量
- 寸法
- 端子位置
についての記載があります。
上の表で赤字で書いた部分が、寸法、端子位置を示す表記であり、必ず一致するバッテリーしか取り付けできません。
一方で、容量を示すのが青字の部分で、95や85、65などの数字は、バッテリー容量の下限値を示すもので、大きい分には問題ありません。
※小さいのはNGです。
BLUE PREMIUMの耐久性について
今回、2018年5月に取り付けたBLUE PREMIUMバッテリー(100D23R)が性能低下したので交換することにしました。
交換したのは2022年10月で、約4年5か月使用できました。
また、取り付け時の走行距離が38205.1kmで、交換時が66395.0kmです。
走行距離は28189.9kmになります。
結果として、BLUE PREMIUMは、28189.9km/4年5か月使えたことになります。
年数と距離を見れば、ごく普通の耐久性といった感じです。
GSユアサとパナソニックの比較
最終的に、スバル純正バッテリーとしては、D23Rの条件で限りなく大容量のバッテリーとして、取り付け候補が、
- ECO.R Revolution:95D23R(GSユアサ製)
→42,900円 - BLUE PREMIUM:100D23R(パナソニック製)
→31,900円
で比較することになりました。
普通であれば、低価格で大容量なパナソニック製を選ぶと思いますが、今回はあえてGSユアサを選びました。
理由は、
- 現時点でBLUE PREMIUM(パナソニック製)を使用していたこと
→ほかのメーカーと比較したかった - パナソニックは鉛蓄電池事業を撤退(売却)している
の2点です。
いろんなメーカーを使ってみたい
1つ目の、いろんなメーカーを使ってみたいのは、完全に趣味の話です。
消耗品とかは特にそうですが、いろんなメーカーのものを使ってみて、最終的に一番よかったものに戻ってくればいいかなという考えがあります。
特にタイヤなんかそうなのですが、ブリヂストンが一番だと思っていました。
しかし、試しにミシュラン パイロットスポーツ 4Sを履いてみたら、これが凄くて。
タイヤが軽く転がり、アスファルトを蹴り出す感覚が刺激的で、やっぱりいろんなメーカーを使用したいなと、その中で、一番よかったものを最終的にリピートしようと、そんな考えのもと商品を選んでます。
やっぱり好きな車なので、自分の思う(価値観の中で)最上のモノを選んで組み上げたいじゃないですか(笑)
特に消耗品は数年単位で交換になるので、そのたびにいろんなメーカーの製品を使いたいなと考えています。
パナソニックは鉛蓄電池事業を撤退(売却)している
特に気になったのが、パナソニックはGSユアサに鉛蓄電池事業を売却している点です。
パナソニックといえば電池メーカーのイメージが強いですが、それもそのはず。
松下電器産業は、昭和9年に鉛蓄電池の研究開発に着手し、昭和12年から本格的に生産していました。
しかし、2016年に鉛蓄電池事業を撤退。
GSユアサグループに売却し、現在はGSユアサエナジーとして、GSユアサの傘下にあります。
これって、昔の松下電器、ナショナルから、今のパナソニックに続く信頼性は、すでにGSユアサになっていることになります。
このあたりが気になっていました。
GSユアサがパナソニックに鉛蓄電池を供給していると記載されています。
期間の定めがないので、いつまでなのかはわかりませんが、もしかしたらパナソニックのバッテリーもGSユアサ製である可能性は高そうです。
そうなると、なんとなく違和感がりますが、価格的にパナソニックの方が同じ品質で安く購入できお得に見えてきます。
GSユアサ ECO.R Revolutionの写真とレビュー
こちらがスバル純正版のGSユアサ ECO.R Revolutionです。
レガシィの適合規格65D23Rに対して、95D23Rなので寸法と端子位置が同じです。
容量は95なので性能面にも余裕があります。
正真正銘、GSユアサ自身が製造したバッテリーの最上級モデル、それがECO.R Revolutionです。
いろいろ注意事項が書かれています。
車のバッテリーは、鉛蓄電池であり、鉛のほかに硫酸などの有害で環境負荷も高い成分が多数含まれています。
そのため、廃棄する時には普通ごみでは捨てられず、専用のルートでリサイクルに出す必要があります。
廃棄時には、ディーラーやガソリンスタンドにもっていくと回収してくれます。
側面の【交換可能機種】欄にも、65D23Rと適合と書かれていて安心です。
こちらがECO.R Revolutionです。
電解液にリチウムを混ぜて鉛のイオン化を促進し充電性能を向上させたり、正極活性物質添加剤を入れることで、耐久性がアップしています。
別角度。
真上から。
こちらが取り外したBLUE PREMIUM(パナソニック CAOS OEM品)です。
2018年5月に取り付けて、2022年10月に交換しましたので、だいたい4年半ぐらい使えました。
交換前が100D23Rなので、容量は少しダウンします。
そして取付完了。
GSユアサのロゴが見えます。
バッテリー交換をして、ヘッドライトが明るくなったような感じがしました。
それと、何かを引っ張るような感じがなくなり、車が軽くなった感じで、走りがよくなりました。
経年劣化でバッテリーの性能が落ちてくると、充電にエネルギーをとられるので、
- 加速が悪くなったり
- アクセルを抜いた後の失速が速かったり
するみたいです。
バッテリーの性能差が出るのは長く使ったときのへたり具合とかだと思いますし、現時点では特に何も感じません。
エンジンルームの雰囲気
BLUE PREMIUMのときのエンジンルームがこんな感じです。
GSユアサ ECO.R Revolutionのときがこちらです。
ネット通販の方が、かなり安い
わかってはいましたが、ネット通販の方が圧倒的に安いです。
■GSユアサ ECO.R Revolution
規格:95D23R
・SUBARU ECO.R Revolution 同等品
・BM/BRレガシィ対応(アウトバック 3.6Rを除く)
・日本製
■パナソニック CAOS
規格:100D23R
・BLUE PREMIUM 同等品
・BM/BRレガシィ対応(アウトバック 3.6Rを除く)
・日本製
■BOSCH ハイテックプレミアム
規格:115D23R
※115D23Rなので、容量は最も大きいです。
・BOSCH:ドイツの自動車パーツメーカー
・充電制御車:3年 距離無制限保証
・アイドリングストップ車:18か月 3万km保証
適合については、必ずBOSCH公式サイトの適合表でご確認ください。
まとめ
ここまで、GSユアサ ECO.R Revolutionについて紹介してきました。
・SUBARU ECO.R Revolution 同等品
・BM/BRレガシィ対応(アウトバック 3.6Rを除く)
・日本製
レガシィに搭載する場合、D23Rの部分だけが一致していれば、容量65以上あれば問題ないです。
メーカーとかは好みによりますし、最終的にどこまで耐久性に差があるかは、使用状況次第で変わります。
比較できるのも数年後になりますので、いろんなメーカーのバッテリーを試してみてください。
※カタログスペックだけを見るなら、BOSCHが一番よさそうです。
以上、バッテリー選びについて、参考になれば幸いです。