みなさん、こんにちは!
ブリュの公式ブログ.comにお越しいただきまして、ありがとうございます。
今回は、KeePer LABOのミネラルオフ(艶パック)とフロントガラスのフッ素コーティングについて紹介します。
ミネラルオフ(艶パック)は、純粋洗車後に行う、KeePer独自のケミカルを使用した拭き上げによって、水しみやウォータースポットが除去されます。
フッ素ガラスコーティングは、水弾きをよくして雨の時の視界を確保します。
以前紹介しているRebootでも取れない場合には、一度プロに任せてみるのもいいかもしれません。
また、ダイヤモンドキーパーなどを依頼する前のKeePerの実力チェック的な意味合いでも、施工後をチェックしていこうと思います。
なお、KeePerにはKeePer LABOとKeePerプロショップがあります。
基本的には、KeePer直系店舗となるKeePer LABOの方がおすすめです。
KeePerプロショップはガソリンスタンドで多く、クオリティに差が出やすいほか、リスク面を考えるとお勧めできません。
目次
ミネラルオフ(艶パック)の概要
研磨は行いません!
一般的な車のコーティングのお店で行う水しみ・ウォータースポット除去は、研磨剤を使用して剥ぎ取る形で行います。
よって、若干ながらも塗装は薄くなります。
以前、関東でそこそこ大きい某コーティング店に行った時には、ウォータースポットの除去には2μmの研磨を行うと説明がありました。
サランラップの厚みは10μmですから、サランラップの5分の1の厚みという説明でした。
しかし、
- クリア層の厚み自体が最も薄い場合で30μm
- コーティングの標準的な膜厚が2μm
ということですから、実は相当な研磨量になっています。
車の維持において、クリア層を消耗する研磨は最終手段とするべきであり、少しのことで研磨していては塗装が持ちません。
拭き上げ時にケミカルを使う!
KeePer LABOのミネラルオフ(艶パックは)は、洗車後の拭き上げ時に独自のケミカルを塗布し拭き上げることで、固着している水しみやウォータースポットを浮かせて除去しながら水分を拭きとるイメージ。
塗装に負担なくウォータースポットを除去できるのが特徴になっています。
下の写真は(おそらく)洗車後にミネラルオフを施工しているときの写真です。
スポンジにケミカルを塗布してから拭き上げています。
作業されている方は素手で作業をしているので、人にとっても害のない、塗装にとっても害のない成分のケミカルだと察しがつきます。
塗装やコーティングと同化しているウォータースポットは除去できません
なお、多くの場合艶パックでウォータースポットは除去できるのですが、一部塗装面やコーティングと同化し始めているウォータースポットは除去できないようです。
ウォータースポットが同化する原因としては、
- 放置したウォータースポットに水が溜まりウォータースポットが成長すること(主に水道水)
- 炎天下による焼き付き(主に酸性雨)
が主な原因内容です。
ウォータースポットを見つけたら、可能な限り早めに除去しましょう。
施工内容と価格
ミネラルオフ(艶パック)は、先ほどご説明したように、純粋プレミアム洗車がベースとなっています。
車内清掃とかも含まれています。
ミネラルオフ(艶パック)の施工価格です。
なお、レガシィはLサイズとなります。
実質的には洗車だけで1万円近くなりなかなかの価格設定ですが、これで本当にきれいになるならKeePerにてガラスコーティングを施工しようと思いました。
KeePerの実力を測る上では、丁度よい施工内容なんじゃないかと思います。
艶パック 施工価格 | |
SS | 8,050円 |
S | 8,450円 |
M | 9,070円 |
L | 9,570円 |
LL | 10,700円 |
特に関東圏は水に含まれるミネラルが多いので、ミネラルによるデポジットの影響を受けやすいようです。
フッ素ガラスコーティング
フッ素ガラスコーティングは、窓ガラスの油膜取りと撥水のフッ素コーティングがセットになった施工です。
油膜除去後にフッ素コーティングを行うことで、
- ワイパー動作時の水の拭き残しによるぼやけ防止効果
- 水滴が転がるように落ちる効果
により、雨天時の視界を確保し、安全運転をサポートするコーティングです。
施工についてはフロントのみ、全面を選択できます。
今回は、フロントのみを選択しました。
レガシィはLサイズになります。
フッ素ガラスコーティング | フロントのみ | 全面 |
SS~M | 3,450円 | 7,650円 |
L~LL | 3,670円 | 8,380円 |
フッ素ガラスコーティングの効果は約半年続くようです。
特に時期の定めは無いのですが、撥水が悪くなってきたら再施工するのがいいとのことでした。
ミネラルオフ(艶パック)施工前の写真
ミネラルオフ(艶パック)を施工する前の写真です。
今回除去したい対象の輪状のシミが見えるでしょうか?
このシミが厄介なんですよね。
以前はRebootを施工して自力で施工しましたが、やっぱり時間もかかる上に準備物も多いので、ので敷居が高いです。
あと埃っぽくなっていますが、これは屋内車庫の関係上仕方のない部分で、水で流せば落ちる汚れですので、今回のKeePerの利用目的とは異なります。
ミネラルオフ(艶パック)施工後の写真
ミネラルオフ(艶パック)施工後の写真です。
全体の写真
フロントから。
リヤです。
ボンネット
ボンネットはピカピカです。
FA20″DIT”がエンジンの発熱が大きいようで、結構焼き付いたような汚れが付くことが多いのですが、ミネラルオフで除去できました。
あと、以前ボンネットに猫が乗っており、その時に薄っすらとついた細かいひっかき傷も消えていました。
艶パックでは薄い傷は見えにくくなるらしいので、一石二鳥ですね。
メッキ部分
メッキ部分は映り込みが良くなりました。
メッキ部分は気にしていなかったのですが、くすみがあったらしく、気を利かせて念入りに施工して頂けたようです。
ありがとうございます!
マフラー
意外にもマフラーもきれいになりました。
煤で黒ずんでたのですが、チタンのブルーの発色が良くなりました。
ホイール
ホイールも発色が良くなりました。
ゴールドに深さが増した感じで、輪郭がくっきりして、グッとしまった感じの発色になりました。
ルーフ
ルーフは若干残りましたが、かなりきれいになりました。
ルーフレールの際の部分に注目してみると、少し残っています。
軽研磨で除去できるようですが、細かい部分の処理はコーティングを施工する際に検討しようと思います。
まとめ
ここまで、KeePer LABOのミネラルオフ(艶パック)について紹介してきました。
お値段、約1万円となるKeePerの洗車の実力が分かりました。
ここまで綺麗にするのは、市販のケミカルを駆使したとしても、私たちユーザーレベルでは難しいと思います。
ルーフにうっすら残ったシミをどう除去するかですが、ダイヤモンドキーパーの下地処理で除去できるらしいですし、あるいは軽研磨を施工すれば除去できるらしいので要件等ですね。
または定期的にミネラルオフを施工することで除去できるかもしれません。
このあたりは、KeePer LABOで詳細を相談して、そこから決めていこうと思います。
徐々に汚れてきて水弾きも悪く、なんだかもやもやした感じがありましたが、ここまできれいになるKeePerはさすがだなという感じ。
1万円近い洗車料金になりますが、その価値は十分あると思います。
自分でも7年目に突入した車に見えません・・・(笑)
以上、KeePer LABOのミネラルオフ(艶パック)とフッ素ガラスコーティングについて、参考になれば幸いです。