オーナー目線で語る5代目レガシィ ツーリングワゴン BR型(特にDIT搭載のBRG)の評価と魅力

平成最後のブログ更新!

平成最後を飾るのにふさわしいのは、やはりレガシィでしょう!

平成元年に登場した初代レガシィ。

5代目レガシィを最後に、ツーリングワゴンは廃止されました。

さらに、平成最後の年である平成31年には、B4の国内生産終了も発表されました。

平成最後のブログ更新で、平成を代表する名車になるレガシィをテーマに記事を書きたい。

というわけで、オーナー目線で5代目レガシィ ツーリングワゴン BR型の魅力を語ります!

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YouTubeでも語ってます!

YouTubeでもレガシィの魅力を語りました。

まずはエンジン・足回り編です。

後ほど特別装備の内容もアップするので、お楽しみに。

はじめに

この記事は、愛車であるレガシィを愛してやまないブリュの公式ブログの管理人が書いた記事です。

特にレヴォーグとの比較を書いていますが、個人の好みなので気にしないでください(笑)

逆に、5代目レガシィオーナーの方とは共感できる部分も多いと思います。

レガシィツーリングワゴン自体は生産終了されていますが、市場にはまだ出回っているので、そういう方の参考にもなればと思います。

愛車のことは「坊ちゃん」と呼んで可愛がっています。

「坊」は「ターボ」の「ボーちゃん」が由来です←

現在の愛車 レガシィとの出会い

今のレガシィを納車した日が、2014年6月29日なんです。

ご存知の通り、レガシィ ツーリングワゴンの生産終了が決定し、レヴォーグの受注も始まっている頃ですね。

ちょうど3月末ごろに商談をはじめまして、レガシィとレヴォーグで迷った結果、レガシィDITに決めました。

本当は5月ごろ納車予定だったのですが、メーカーから完成車の輸送中に、他の車と接触したようで、作り直しになりました。

詳細を聞くと、どうやら輸送中に他の人のインプレッサと接触して、後ろのバンパーが凹んだようです。

こうしたアクシデントがありまして、接触したレガシィは運送業者の買取。

私のレガシィは作り直しになりました。

早くも2台目のレガシィとなったわけです(笑)

結局1か月遅れで納車されたという感じになっています。

遅れた1か月の間は、ディーラーからフォレスターXTが代車で出されており、1か月間で3000km走りました。

あのころは初めてのスバル車と言うこともあって、代車のフォレスターは本当に楽しかったですね。

あの頃の乗るたびにワクワクしていた感覚も、今では当たり前となってほぼ忘れています。

何でも新鮮なことは、いい刺激になります。

話がそれましたが、当然新車の購入にあたり、次の2モデルで迷っていました。

・レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT “DIT” spec.B EyeSight
・レヴォーグ 2.0GT-S EyeSight

ディーラー側も当然のようにレヴォーグを勧めてきましたが、レガシィを選んだ理由は2つあります。

では、なぜレガシィを選んだかについて、その時の考えを書いていきます。

レガシィとレヴォーグで迷ってました。

レガシィを選んだ理由は2つあります。

一つずつ紹介していきます。

レガシィに乗りたかったから

私自身、小6以来のスバリストです(笑)

小学校6年製の時にスバリストになりまして、小学校で水平対向エンジンとシンメトリカルAWDを語るまでに至ってました。

そのころから、レガシィに乗りたいと思っていました。

しかし、両親が100%のトヨタ党であり、免許もない状態では全然買ってくれる感じがありませんでした(当たり前なのですが・・・)。

そこで、免許を取って、実際に車を購入するときにはレガシィだと決めていた部分もあります。

誤解を恐れずに書けば、レヴォーグはレガシィじゃないんですよ。

やはり車種名は大事で、レヴォーグを見たときに、「これじゃ無い感」は結構ありました。

レヴォーグにはスポーツモデルのスペシャル感がなかったから

あとは、レヴォーグの1.6Lモデルと2.0Lモデルで、外観が全く同じなのも気になりました。

やはり、2.0Lモデルを選ぶ以上、スポーツモデルとしてのスペシャル感が欲しいなと言うのが本音です。

↓「DIT」エンブレムは、お気に入りのポイント。

2.0Lモデルを選ぶ以上、やはりレヴォーグは選択肢から外れていきました。

最終的にレガシィを選んだ

最終的にディーラーでは、下取りのことを考えるとレヴォーグのほうがいいと勧められました。

ですが、元々乗り換える気もなく、壊れるまで付き合う気だったので、下取りのことは考えていません。

結果、レガシィ ツーリングワゴン2.0GT “DIT” spec.B EyeSightの、ボディカラーはヴェネチアンレッド・パールと言う、なかなかレアな組み合わせの1台を注文したことになります。

性能面で5代目レガシィ ツーリングワゴン BR型の優れているところ

では、性能面で5代目レガシィ ツーリングワゴン BR型が優れている点について見ていきましょう。

DITエンジン搭載で駆動系と足回りが強化されている

これはFA20″DIT”を搭載しているBRGとBMGに限ることなのですが、300馬力の新世代エンジン搭載に当たり、駆動系と足回りが強化されています。

トランスミッションに関しては、高トルク対応型リニアトロニックになり、400Nmのトルクに耐えられるようになっています。

足回りも、標準装備のビルシュタイン製ダンパーをはじめ、専用チューニングがされており、設計自体がスペシャルモデルになっています。

5代目レガシィの中でも、特に見えないところで強化が行われているのが、BRGとBMGといえます。

衝突安全性が高い

5代目レガシィ BR型で一番頼もしいのは、衝突安全性です。

5代目のレガシィからは、本格的にグローバルモデルになりました。

4代目レガシィよりも、さらにボディサイズも拡大され、その結果十分なクラッシャブルゾーンを確保できるようになっています。

実際の衝突試験の動画を見てみましょう。

まずは正面衝突です。

次に側面衝突です。

これらの衝突試験において、窓ガラスが割れていないのは、ボディの強度の証と言えます。

そして、一番強烈なスモールオーバーラップです。

さすがに窓ガラスは割れていますが、4段階中の上から2番目である「ACCEPTABLE(良)」の評価を得ています。

ここまでの強度があれば、まずは安心でしょう。

あとは比較ですが、現行型のWRXの場合ではスモールオーバーラップが1番上の「GOOD(優)」になるそうです。

おそらく、レヴォーグの場合も同じような好成績になると思います。

ですが、レガシィと比較した場合、レヴォーグは全長の短さの影響があるのではないかなぁ・・・と思っています。

衝突安全試験の場合には、主に単独事故を想定して試験が行われています。

しかし、実際には一般道では周りにたくさん車も走っている状況になります。

すると、全長の長い車の方がボディサイズに余裕が生まれるため、クラッシャブルゾーンが広くなり、安全性が高いのです。

試験結果だけではなく、実際の道路事情まで考えれば、5代目レガシィのほうが安全性は高いと思います。

何といっても、ボディサイズが大きいことは、万一のことを考えると安心材料にはなりますよね。

総合的な安全面において、5代目レガシィはまだまだ相当高い部類です。

レガシィの中でもDIT搭載のBRGで、特に気に入ってるところ

私の愛車として、レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT “DIT” EyeSightを前提に書いていきます。

歴代最高スペック

レガシィ”DIT”に搭載されているFA20″DIT”エンジンは、歴代レガシィ最高スペックの300馬力を発揮します。

レガシィツーリングワゴンが生産終了になり、レガシィからもターボモデルが存在しなくなったことで、事実上最高スペックのモデルとなっています。

次期型のレガシィ B4では、2.4L”DIT”が搭載されるらしいので、スペックによってはレガシィ全体として見た場合の最高スペックの地位は譲ることになりますが、ツーリングワゴンで見ると、いまだに最高スペックの車となります。

このレガシィ ツーリングワゴンの歴代モデルの集大成という点で、色あせない魅力があるのが好きな点です。

古き良きレガシィに新世代のエンジンの組み合わせ

歴史あるレガシィは、今や一世代前の車となりつつあります。

多くのレガシィではEJ型エンジンが搭載されていますが、レガシィ”DIT”だけは、レヴォーグと同じ、新世代BOXERエンジンが搭載されています。

25年間成長を続けたレガシィの最後のモデルとして、また、新世代のレヴォーグへとバトンタッチをしていく中で、スバルの新旧の良い部分が入り混じった過渡期の良さがあると思います。

「レガシィは古い」と言われたら終わるのですが、旧世代の車に新世代エンジンと言うのも、なかなかの色気があると思います。

歴代最高モデル

レガシィ ツーリングワゴンは、生産が終了しています。

したがって、レガシィ”DIT”こそが、最後の最高モデルとなり、後発のモデルはないことになります。

例えばなのですが、レヴォーグが登場したとき、最上級モデルは2.0GT-S EyeSightでした。

でも、今のレヴォーグの最上級モデルは、2.0STI sportです。

つまり、レヴォーグのデビュー当時に最上級モデルを購入していても、今となっては中間モデルになってしまいます。

新型車の影響を一切受けない、最上級モデルという不動の地位も、レガシィ”DIT”の魅力です。

最後の特別仕様車

これは、レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT “DIT” spec.B EyeSightに限るのですが、本当に最後の特別仕様車となりました。

外装の細かいパーツは交換可能なパーツばかりなので大きなポイントではないですが、スピードメーターは260km/hまであります。

300馬力のエンジンにふさわしいフルスケールのスピードメーターで、レガシィの集大成を飾るのにふさわしい装備と言えるでしょう。

本当のところ、DITモデルでtSを出してほしかったのですが、スバルは期待に応えてくれませんでしたね・・・

性能面で5代目レガシィの劣っているところ

性能面において、5代目レガシィが劣っている部分についても紹介しておきます。

EyeSightがver.2であること

EyeSightがver.2です、

レヴォーグ以降はver.3が搭載されています。

EyeSight ver.2とver.3の差は大きく、画像認識がEyeSight ver.2では白黒なのに対し、EyeSight ver.3ではカラーになっています。

したがって、EyeSightで選ぶなら、最新型のレヴォーグを選んだほうがいいでしょう。

ただ、実際のところCMで演出しているほどEyeSightがバリバリ働くことはありません。

EyeSightが頻繁に作動するということは、運転自体に問題がある場合がほとんどだと思うので、普通に運転していればEyeSightの差はあまり気にならないでしょう。

保険としての意味合いで、より安全なのはレヴォーグになります。

リアのブレーキが16インチであること

レヴォーグではリアブレーキが17インチなのに対して、5代目レガシィでは16インチです。

フロントブレーキは、レヴォーグも5代目レガシィも17インチです。

この点については、個人的にはあまり大きな問題ではないと思っていて、クルマが安定して止まるときのブレーキ配分は前:後=7:3と言われています。

したがって、クルマのブレーキはフロントブレーキの性能で大きく決まるため、リアブレーキの多少の大きさの差はあまり影響がありません。

ただ、ブレーキ自体が大きいことに越したことはないので、リアブレーキに絞ってみれば、レヴォーグのほうが優れているでしょう。

もしも5代目レガシィのブレーキに関して気になる場合は、ブレーキパッドを高性能品に交換することで、ブレーキサイズの差は解決することができます。

※キャリパーを変えてもいいですが、摩擦係数の高いパッドへの交換のほうがより簡単に効果が生まれます。

5代目レガシィへの批判コメントについてひとこと

最後に、5代目レガシィに対してよく見る批判コメントについて、私個人の意見を書いておきます。

なお、デザイン面については、車種に関係なく個人の好みが大きく反映されているので、ここでのコメントは控えておきます。

ボディサイズが大きい

ボディサイズは過剰に指摘するほど大きくはないです。

もちろん、道路を走っている車の中で比較すれば大きい部類に入るのかもしれませんが、もっと大きい車も普通に走っています。

と言うわけで、ボディサイズの拡大をそこまで強調するほどの意味はないのではないかと思います。

逆にですが、ワイド化されたボディによって、コーナでの踏ん張りは増します。

重心と車重が同じであれば、ワイドボディのほうが安定性は高いので、ボディサイズの拡大もメリットとなっている面も十分にあります。

車重が重い

一般道を走る上で、車重が重いことはむしろメリットになります。

万が一の事故の際には、軽い車のほうが弾き飛ばされることになります。

スポーツカーなどでは極限まで軽くすることを求めていますが、一般道においては危険です。

5代目レガシィの場合、4代目レガシィと比較して100kg重くなっているようですが、その重量増はボディサイズの拡大につながっています。

したがって、安全性を増すための重量増加となるので、重いことはメリットとなります。

CVTだからダメだ

CVTであることを取り上げる方も多いようですが、実際のところどうでしょうか?

自動車評論家の意見を見ても、口をそろえて「CVTはダメだ」と言っています。

ですが、CVTがダメな理由は「運転する愉しさ」のことでしょう。

「運転する愉しさ」という評価基準は、もはやフィーリングの領域です。

デザインと同じで、フィーリングは個人個人によって、感じ方が違います。

それなのに、自動車評論家が全員口をそろえて、「CVTはダメだ」と言っていること自体が、フィーリングの領域での評価として矛盾します。

結局のところ、「CVTだから」の一蹴りをしている方は、自動車評論家の見解を真に受けた「思い込み」である可能性が高いので、先入観なしにご自身で確かめてみるのがいいでしょう。

また、自動車評論家が口をそろえて言うのは、日本に昔からある、「右に倣え」「強いものには巻かれろ」といった風潮が充満しているからだといえます。

車を評価する立場にある以上、車への技術に対してもっと向き合い、乗って感じたことをはっきりと主張するべきです。

「CVTはダメだ」と言っておけば、「とりあえずそれっぽく見える」という考えが見え見えの評論に価値はありません。

個性的な評論を行わないと、結局のところ誰でも言えるような当たり前の意見しか言えなくなってしまいます。

万人にうなづいてもらうのが評論ではないですからね。

もっとも、この点に関しては、人とは違うことを言うと、「変な人」と認定する日本の風潮自体に問題があるとは思いますが・・・

まとめ

ここまで、愛車である5代目レガシィ ツーリングワゴン BR型について、魅力を紹介してきました。

平成最後のブログ更新として、やはりレガシィを語るのが最もふさわしいでしょう。

この記事を通して、5レガへの愛が感じていただけましたでしょうか?

たまにはこんな回想する記事もいいですね!

自分でも、過去の写真を見返しながら記事を書いていましたので、いろいろと思い出すことがありました。

今のレガシィ ツーリングワゴン 2.0GT “DIT” spec.B EyeSightは、壊れるまで乗ります!

誰の手にも渡しません!

ということで、これが平成最後の記事更新となります。

新元号の令和になっても、引き続きブリュの公式ブログをよろしくお願いします!

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