レガシィ DIT 7年目車検の結果

みなさん、こんにちは!

ブリュの公式ブログ.comにお越しいただきまして、ありがとうございます。

今回は、レガシィDITの7年目の車検結果について紹介します。

車種はレガシィ ツーリングワゴン 2.0GT “DIT” spec.B EyeSight。

  • エンジン型式:FA20″DIT”
  • トランスミッション:リニアトロニック
  • 駆動方式:VTD-AWD

です。

この記事のアップ日は2022年9月24日になっていますが、実際に車検を受けているのは2021年6月中旬です。

他のスバル車の維持費の目安として参考にしてください。

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車検費用は131,883円でした

今回は、エコノミースバル車検ということで、車検費用のみが発生するタイプにしました。

点検パックも含めたプランもあるのですが、今回は見送りました。

点検パックに加入した場合の今後の整備については、車検後から数えて、

  • 6か月後(オイル交換は別途必要)
  • 1年後(オイル交換付き)
  • 1年半後(オイル交換は別途必要)
  • 車検前点検

になりますが、今回はナシで進めようかなと思います。

次回車検時には、また検討します。

  • 法定費用:53,810円
  • 技術料:58,630円
  • 部品代:22,281円
  • 値引き(3か月前点検実施など):2,838円

合計131,883円でした。

車検整備の内訳

車検整備の内訳ですが、今回は非常にシンプルな内容です。

作業内容/使用部品 数量 技術料 部品代
エコノミースバル車検
 エコノミースバル車検
 基本点検整備費用 1 33,990
 日常点検項目
 ブレーキメンテナンスキット 1 660
 完成車検査費用
 代行手数料
 合計費用34,650円(税込み)
 距離点検項目 1 4,400
*****
 付帯整備作業
 エンジンオイル 交換 1 935
 オイルフィルター 交換 1 935
 カストロールSLX Pro SM5W-40 5.1 9,818
 ガスケット 1 110
 オイル フィルタ コンプリート 1 1,320
 クーラント復活材
 クーラントサプリ TB3603B 1 2,200
 エアクリーナー 交換 1 1,045
 エレメント, エアクリーナ 1 3,410
 ブレーキオイル 交換 1 5,225
 スバル ブレーキフルード 1 2,420
 ブレーキ回り洗浄 1 3,135
 下回り高圧洗車 1 5,225
 手洗い洗車 1 3,740
 発煙筒 交換
 HATUENTOU +PICK SML 1 1,705
 リモコンキー電池1個無料(バッテリー CR1632)
(入庫特典)
1 638
 3ヵ月前診断早期予約 2,000円OFF
小計 58,630 22,281
アイサイト診断 点検セット 1
 アイサイト診断 点検セット
 アイサイトコンピューター診断
 フロントウィンドウ傷・汚れチェック
 アイサイト禁止エリアチェック
小計 0 0

デフオイルについては、5万km交換で十分なので、今回は交換していません。ディーラーによっては車検時に交換を勧められる場合もあるようですが、交換については正直どっちもでいいです。

オイル管理は、エンジンオイルほどシビアではないようです。

5万km以下なら交換しなくても問題ないですし、気になって仮に交換しても費用面(ざっくり1万円以下程度)以外は特に問題ありません。

エンジンオイル”カストロールSLX”は使わないほうが無難

エンジンからの異音

今回、カストロールSLX Pro 5W-40を使用してみましたが、エンジンから異音が発生しました。

エンジンから金属音に似た異音が・・・

※今までは最もスタンダードな、スバル純正 SUBARU MOTOR OIL(部分合成油)の5W-30を使用していました。

6月の車検の後、本格的な夏場になるにつ入れて、エンジン保護を考え、硬めのエンジンオイルを選んでみたのですが、これがあまりよくなかったようです。

確かに硬めのエンジンオイルのほうが、エンジンの保護効果は高いですし、渋滞とかで意外とエンジンオイルの温度は上昇します。

化学合成油ということもあり、使用してみたのですが、エンジン始動時に「ヒュィーン」、「キュイーン」という音が発生しました。

1か月ほど続いていたので気になって、ディーラーでフィルター交換とともに元の部分合成油5W-30に戻したら、異音の発生がなくなったので、差分としてはエンジンオイルが相当怪しいです。

カストロールSLX Proと部分合成油の違いは以下の通りです。

カストロールSLX Pro SUBARU MOTOR OIL
ベースオイル 化学合成油 部分合成油
粘度 5W-40 5W-30
API SM SN/RC

化学合成油、部分合成油、粘度、規格と違いがありますが、一番の原因は硬さの違いかなと思っています。

API規格は、SM<SNですが、あまり関係なさそうですね。

5W-30と5W-40の違い

そもそもが、5W-30と5W-40はどちらが固いかといわれると、当然5W-40のほうが固いんです。

5Wは始動性なんて言われたりしますが、これが誤解を招く原因かなと思います。

5Wの意味は、厳密かつ砕いた表現をすれば、せいぜい低温時の流動性を示すものでしかありません。

低温においても

  • 沈殿物などを生じず
  • 液体としてのオイルの流動性を保っている状態

を示す指標という意味です。

イメージ的に、始動性とは、エンジンが始動できるか、始動できないかの究極の2択だと思ってください。

滑らかさ、摩擦抵抗の少なさみたいな、エンジン始動時の可動部の負担の大小みたいな、フンワリした話ではありません。

具体的な例を紹介します。

■北海道などの極寒地の場合

北海道の冬など、極寒の地域であれば、始動性を確保するために、0Wなどを選びます。

これは、万一低温時に5Wのエンジンオイルで沈殿物が生じた場合、エンジンがそもそも始動できませんが、0Wのエンジンオイルが流動性を保てる場合、エンジンは始動できます。

よって、始動性を確保するという観点で見れば、極寒の使用環境を考慮したエンジンオイルの選び方としてはあっています。

※このように、始動性とは、エンジンを始動できるか、できないかの究極の2択になっています。

■本州、特に西日本の場合

しかし、本州、特に西日本などで、エンジンのかかりやすさという意味での始動性であれば話が変わります。

例えば外気温15℃でのコールドスタート時、5W-40は5W-30よりも硬く、硬いエンジンオイルはエンジンの負荷は大きいです。

しかし、15℃程度では5Wのエンジンオイルは流動性を保っているので、カタログ的には5W-30も5W-40も始動性は同じと表記されます。

そりゃ、始動の可否についての究極の2択であれば、どちらも始動はできるでしょう。

しかし、外気温15℃での両オイルの硬さは違いますから、ユーザーが「始動性」から意味するニュアンスが相当異なることになってきます。

結局は、どの程度の低温であればエンジンを始動できるかを示すものであり、始動のしやすさとは無関係なんです。

極端な言い方では、沈殿物がなく、エンジンを始動できる程度の粘度であれば、どれだけ硬くて粘りがあっても、「5W」は「5W」になります。

これが、カタログ表記では見えにくい部分なんですね。

エンジンオイルの硬さそのものは、5W-30、5W-40などの「30」や「40」で決まるので、5W-40は、FA20″DIT”には硬すぎるオイルなのかなと思っています。

まとめ

ここまで、レガシィ”DIT”の車検について紹介してきました。

正直、今回のエンジンオイル選びは失敗したと思っています。

結局、カストロール SLX Pro 5W-40の使用期間は1か月程度、異音が気になりほぼ車に乗らず、すぐに元のスタンダードなSUBARU MOTOR OIL(部分合成油)5W-30に交換しました。

あとは調子いい間は変更しないほうがいいなということがわかりました。

もし、スバル純正のエンジンオイルで、上位グレードの化学合成油にこだわるのであれば、上位グレードにSUBARU LES PLÉIADES ZERO 0W-30があるので、こちらを使用するといいかもしれません。

※今回の経験から、カストロール SLX Pro 5W-40はお勧めしません。

最終的に考え方にもよりますが、スタンダードなSUBARU MOTOR OIL(部分合成油)を半年に一回交換していれば特に不具合も起きていません。

サーキットなどで高負荷な使用をしない場合、スタンダードオイルをマメに交換するのも、コンディションを保つにはいいのかなと思っています。

今回のオイルの一件で言えることは、調子がいい間はあまり変更点を加えないほうがいいですね。

エンジンオイル変えた後の異音がなったときの「やっちまった感」は、なかなかのものでした。

みなさんも、今の車の状態が調子がいいのであれば、あまり細々変更点を加えないほうがいいと思います。

以上、レガシィ “DIT”の車検について、参考になれば幸いです。

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