みなさん、こんにちは!
ブリュの公式ブログ.comにお越しいただきまして、ありがとうございます。
今回は、オリンピックナンバーへの交換について紹介します!
今まで、図柄ナンバーが解禁されて以降、
- ラグビーナンバー
- 地方図柄ナンバー
など、様々な図柄ナンバーが登場しています。
しかし!
オリンピックは(本来)4年に1回開催される!
つまり・・・
オリンピックは世界共通!
ということで、ほかの図柄ナンバーとは違った魅力があります。
申込期間は2021年9月14日まで!
不変の価値を持つオリンピックナンバーを、この機会に取り付けてみませんか?
※柄付きの図柄ナンバーの申請には、ナンバープレート交換費用に加え、最低1,000円の寄付が必要です。
※寄付の理由は、自動的に「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会における交通の利便性向上等に対する支援事業」となります。
目次
オリンピックナンバー交換前の事前準備
事前に必要なものは、
- 平ワッシャー(推奨であり必須ではない)
- マックガードの鍵(盗難防止ナット使用時のみ)
- ドライバーセット
- 車検証
- ナンバープレート交換申請
です。
平ワッシャー(推奨であり必須ではない)
オリンピックナンバーの取り付けには推奨パーツがあります。
それが、
平ワッシャー
です。
図柄ナンバーは、普通のナンバープレートの上に色つきの樹脂で図柄を印字しています。
つまり、取り付けの際のネジの締め付けで、柄が剥げる可能性があるんです。
そのため、間に平ワッシャーをかませます。
平ワッシャーはサイズにも注意が必要で、エーモン工業のS786というものが適合します。
材料もステンレスなので錆びません。
図柄ナンバーの公式サイトでも平ワッシャーの使用が推奨されています。
色もステンレスそのままですし、サイズ的にもナンバープレートのボルトの陰に隠れるぐらいのサイズです。
シンプルなのがいい!
S786はボルトセットで、
- ボルト
- 平ワッシャー
- ばねワッシャー
- ナット
が入っていますが、平ワッシャーだけを使います。
※有名メーカーは平ワッシャーだけ売ってないんですよね・・・
平ワッシャーには向きがあるのでご注意ください。
写真左は角が丸くなっています。
写真右は角があります。
これは製造時に生じるもので、ステンレス板を打ち抜く際に生じるものです。
※打ち抜く時の表面は圧縮されて角が取れる。
平ワッシャー取り付けの向きとしては、後程再度説明しますが、角のある側がナンバープレートにしてください。
※締め付けトルクを均一に広げるためです。
マックガードの準備
ナンバープレートは、最近の車ではマックガードを採用しているのではないでしょうか?
ナンバーのネジ穴が星形(花形?)になっている場合、特殊工具が必要です。
通常であれば、納車時にディーラーより渡されているはずで、多くの場合には
- 車検証の中
- ダッシュボードの中
にあります。
探してみてください。
※普通にドライバー等で取り外しできる場合にはマックガードは不要ですが、盗難防止のために今後使用のご検討することをお勧めします。
ドライバーセット(普通乗用車はマイナスドライバー必須)
普通乗用車の後ろのナンバープレートには、封印があります。
ナンバープレートを取り外すときには封印を破る必要があるのですが、この時にマイナスドライバーが必要です。
また、封印を破った後には、プラスドライバーでネジを外す必要があります。
自宅にドライバーセットがあれば購入不要です。
様々なサイズのドライバーがあるので、家庭に一個あっても損はないです。
オリンピックナンバー交換申請
オリンピックナンバーの交換申請を行います。
申請登録は、図柄ナンバー申込サービスより行えます。
お手元に車検証を準備してください。
一番最後に交換申請書が表示されますので、印刷し、必要事項を記入、押印のうえ、当日持参してください。
オリンピックナンバー交換当日
では、当日の流れです。
ナンバープレートの取り外し
ナンバープレートの取り外しを行います。
マックガードを使って写真のように取り外します。
普通乗用車の場合は封印箇所以外の3か所、軽自動車なら4つすべての外すことができます。
次に封印を破ります。
マイナスドライバーを当てて、ガツンと思いっきり一発打ち込みます。
結構固いです。
私の場合、封印破りにモタモタしていたら、隣に止まってたトラックのおじさんが代わりにやってくれました(笑)
※あれ見ちゃうと、自分の車じゃないから思いっきりできるってのもあると思う・・・(笑)
封印を破るとネジが出てきますので、プラスのドライバーで回して外します。
一時的にナンバーレス仕様になります。
ナンバーレスの愛車なんてこの先いつ見るかわかりませんから、写真を数枚撮影しておきましょう・・・!?
後ろです。
オリンピックナンバーの交付
外したナンバープレート2枚
- 持参した交換申請書
- 車検証
を持って、運輸局で手続きを行います。
この辺りは、担当する運輸局によっても違うと思うので、適宜現地で聞いてください。
交付されるものは、
- ナンバープレート
- 封印の台座
- 図柄ナンバーの取扱説明書
です。
右がオリンピック、左がパラリンピックです。
取扱説明書は、公式サイトに掲載されているものと同じです。
封印の台座とネジが4つもらえます。
このうち、ネジを使うのは1個だけです。
残り3つは、前のナンバーを取り付けていたマックガードなどのボルトを使います。
オリンピックナンバーの取り付け
では、オリンピックナンバーの取り付けです。
下の図のようなイメージです。
ナンバープレートベースは、ディーラーオプションなどで取り付けてあれば、それをそのまま使います。
★イメージ図の対象
- 普通乗用車(前2か所・後ろの右側)
- 軽自動車(前後4か所すべて)
あとはねじを締めるだけ。
次に封印です。
ネジ1個と、封印の台座を使用します。
取り付けのイメージ図です。
★イメージ図の対象
- 普通乗用車(前2か所・後ろの右側)
- 軽自動車(対象外)
封印をしていない状態で作業完了です。
ここまで出来たら、封印場所に移動します。
封印の依頼(普通乗用車のみ)
封印は国土交通大臣または国土交通大臣から委任を受けた人しか実施できないということで、陸運局の係りの方にお願いします。
担当の方と車体ナンバーを確認するために、シートの下やエンジンルームの確認が行われます。
※どこか一か所で確認できればOKなのでスピーディーです。
普通の車の場合には、シートの下、ペダル付近に刻印があるようですが、見つからなかったため、エンジンルームの刻印を確認しました。
まとめ
ここまで、東京オリンピックナンバープレートについて、交換方法を紹介してきました。
再度まとめますと、必要なものは、
- 申し込み申請
- 平ワッシャー
- ドライバーセット
です。
あとは、平日に時間を見つけて陸運局に行くだけです。
ディーラーや行政書士に依頼することもできますが、万単位で費用が必要です。
できるだけ平日に、ご自身で行くのをお勧めします。
※封印の外し方など、万が一困っても意外と通りかかった周囲の方がサポートしてくれます。
以上、オリンピックナンバープレートの交換について、参考になれば幸いです。