スラッジナイザーとスバルPEAの併用効果について

みなさん、こんにちは!

ブリュの公式ブログ.comにお越しいただきまして、ありがとうございます。

今回は、車のリフレッシュとして、スバルPEAとスラッジナイザーを同時に使用し、エンジンのクリーンアップ効果を狙った施工内容と効果についてレビューします。

やっぱり、ドライブしていて、「エンジンを一回リフレッシュしたほうがいいよね?」と感じていたのも事実。

このレビューは、スラッジナイザーを使用してから約一か月、スバルPEAを使用してから、ガソリンが半分以上減ったタイミングです。

本当はもう少し距離を走ってから効果を書こうと思ったのですが、予想以上に分かりやすい効果が表れたので、感覚が新鮮なうちにレビューとしてまとめました。

まとめ

スラッジナイザー+スバルPEAの効果として、

メリット

  • 滑らかさの向上(主にスラッジナイザーの効果
  • キレのいいエンジン回転数の変化(主にスラッジナイザーの効果
  • ターボの息継ぎが滑らかになった(主にスラッジナイザーの効果
  • 蹴りだし感の復活(主にスバルPEAの効果
  • 吸い上げられるようなエンジンレスポンスの復活(主にスバルPEAの効果
  • 低速トルクの復活(主にスバルPEAの効果

デメリット

  • アイドリング時の振動には変化なし

です。

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スラッジナイザーとスバルPEAの併用について

愛車のレガシィDITはすでに6年目を終了し、7年目に突入しました。

走行距離も53,000kmとなっており、一度エンジン関係のリフレッシュをしたいなと思い、いろいろ検討をしていました。

現在、スバルの点検パックに加入しており、半年に一回の定期点検を受けています。

そして、6年目となる12か月点検の際に、

  • スラッジナイザー
  • スバルPEAの添加

を同時に行おうと考えました。

スラッジナイザーの施工は12か月点検当日、スバルPEAの添加は、その後ガソリンが十分減った給油のタイミングで行いました。

詳細データは次の通りです。

日付 走行距離 施工内容 費用
2020年7月2日 53,008km 12か月点検
スラッジナイザー 6,600円
ここでスラッジナイザーの効果確認
2020年7月26日 53,277.0km スバルPEA添加 1,650円
満タン給油 5,532円(40.09L)
ここでスバルPEAの効果確認
2020年7月26日 53,558.1km 記事作成

スラッジナイザーとは

スラッジナイザーは、エンジンのオイル系統にたまっているスラッジという汚れを取り除くメンテナンスのことです。

洗浄剤を含んだ専用オイル(フラッシングオイル)を圧入し、ろ過循環することで、エンジン内部のオイル系統の汚れを取り除きます。

また、エンジンのオイルポンプ以上の圧力で洗浄オイルを注入する他、脈動を与えることでスラッジを剥がしとる効果もあるようです。

▼こんな機械▼

スラッジナイザーNV20

なお、シリンダー側面などの潤滑に重要なオイル成分も流しとってしまうので、スラッジナイザー施工後は一時的にピストンとシリンダーの摩擦が増える可能性があります。

よって、スラッジナイザー施工後については、少しの間はドライブは慣らし運転感覚で、高負荷運転は避けましょう。

スラッジナイザーはスバルディーラーで行えます。

スラッジナイザー施工の詳細は、12か月点検の記事で紹介しています。

スラッジナイザーの施工について

スバルPEAとは

スバルPEAは、洗浄成分ポリエーテルアミンを主成分とした、燃料系統およびインジェクターの洗浄剤です。

ガソリンに添加することで、インジェクターのカーボンを除去します。

除去というよりは、洗浄成分がカーボンを溶かすと表現したほうが正確です。

直噴エンジンはインジェクターから筒内に調節燃料を噴射しますが、その噴射される瞬間にポリエーテルアミンがカーボンに付着し溶解します。

なお注意点ですが、ポリエーテルアミンではバルブの背面にたまったカーボンは除去できません。

ガソリンが噴射され、燃焼するまでに触れる部分が、洗浄の範囲となります。

ポリエーテルアミンの詳細については、燃料添加剤の種類についてをご覧ください。

スバルPEAはディーラーで購入できますし、ネット通販でも購入できます。

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スバル PEA(ポリエーテルアミン)カーボンクリーナー2[SUBARU](商品改定品番:K0879Y0100)・燃料系洗浄剤/ガソリン添加剤
・日本ケミカル工業製造
・高濃度 ポリエーテルアミン75%配合
・改良品では界面活性剤を新たに配合(おそらく非イオン性)
・グリコール系溶剤で油溶性堆積物の除去を促進
・使用目安:5000km毎、満タン時に1本を添加

スラッジナイザー施工後の体感効果

スラッジナイザー直後

スラッジナイザー直後の感想は、スラッジナイザー施工の記事でも簡単に触れています。

再度書くと、

  • 気筒数が増えた感じ
  • (ターボに関して)滑らかになった感じ

と紹介しました。

気筒数が増えた感じ

気筒数が増えた感じというのは、4気筒感がなくなり、エンジンが回るスムーズさが増した感じです。

シリンダーの1発1発の単発的な加速ではなく、全体としてマイルドな感じ。

まさに気筒数が増えた感じというもので、角が取れたようなフィーリングになっていました。

(ターボに関して)滑らかになった感じ

一方、ターボに関してもドッカンがなくなりました。

今まではアクセルを踏んでワンテンポ遅れて加速が来ていたのが、全体として滑らかにつながる感じ。

急激なトルクの変化がなく、加速力の浮き沈みが現れにくくなったので、NAに近くなった印象でした。

ただ、これはスラッジナイザー直後のフィーリングということで、スラッジナイザー後の慣らし運転もあり、しばらく様子を見ることにしました。

慣らし終了後

アクセルレスポンスに関しては劇的な変化がありました。

  • エンジンのキレが良くなった
  • エンジン回転数と速度の上昇が一致する

という感じです。

一方、アイドリング時の小刻みな振動は元通りです。

エンジンのキレが良くなった

高回転までスパッと回るキレの良さが復活しました。

これは誰でもわかるレベルの変化なんじゃないかと思います。

エンジン回転数と速度の上昇が一致する

エンジン回転数の上昇と速度の上昇が一体になった感覚が復活しました。

スラッジナイザー施工前は、エンジン回転数の上昇後、”モッサリ”と、”どっこいしょ”と加速が始まっていました。

スラッジナイザー施工後は、エンジン回転数と車速が同時に伸び、シンクロするような感覚です。

これはスラッジナイザーの価値は十分にあると思います。

アイドリングの振動は変化なし

スラッジナイザー施工度は、一時的に収まっていたアイドリングの振動は、徐々に復活してきました。

思い返せば、元々スバルのFA20″DIT”は、納車当時から「水平対向エンジンの割には振動があるな」という感じはあったので、もともとそういうエンジンなのかもしれません。

2.0L 4気筒で300馬力ですから、単純計算で1気筒あたり75馬力、もはや1気筒で軽自動車以上のパワーが出ています。

※軽自動車は最大64馬力の規制があります。

1気筒あたりの出力が大きく、左右での振動の打ち消しあいについて、水平対向エンジンの構造面だけではカバーしきれないのかもしれませんね。

スバルPEA投入後の体感効果

スバルPEAの添加と詳細については、以下の記事で紹介しています。

スバルPEAの添加と詳細情報

この記事では、主に効果について記載していきます。

スバルPEA投入後、ガソリンの残量系が動き出すことには効果が出始めていました。

表現が難しいのですが、

  • 蹴りだし感の向上
  • 吸い込まれるような回転数の上昇
  • 低速トルクの改善

です。

蹴りだし感の向上

これは納車時に感じていた、刺激的な感覚が復活しました。

スラッジナイザー施工後の感想として、エンジン回転数と車速がシンクロするように伸びるということを書きました。

スバルPEAの投入後は、アクセルを踏んだ瞬間の蹴りだし感が現れました。

蹴りだし感がどんな感覚なのかというと、アクセルを踏んだ瞬間に背中がドンと押される感じ。

レスポンスが良くなったっという表現もできるのできるでしょうか。

アクセルの微妙な踏み具合の変化で、

  • 車体が押し出される感じ
  • 車体が前に飛び出る感じ

とも表現できるでしょう。

信号発進なんかで効果が現れます。

吸い込まれるような回転数の上昇

吸い込まれるような回転数の上昇、つまり爽快感が増しました。

エンジン回転数の指針がレッドゾーンまで吸い込まれるように回る感じ。

快速性能の向上は体感で分かります。

ってか、今までどれだけエンジンが汚れていたんだ・・・

低速トルクの改善

低速トルクの改善がありました。

具体的には

  • 上り坂で失速しない
  • 速度変化の調整が楽になった

です。

・上り坂で失速しない

高速道路をIモードで走行する場合、高速道路の80km/h巡行で、おおよそ1450rpm程度で行います。

この回転数で、アクセル一定のまま、軽い上り坂では失速しません。

そのままぐんぐん上ります。

いままでは、多少の踏み増しが必要だったのですが、低速トルクが復活した、分かりやすいシーンだと思います。

・速度変化の調整が楽になった

低回転からしっかりと加速するので、エンジンのガサツ感がなくなったからです。

スバルPEA投入前は、

  • 微妙なアクセル開度の変化に鈍感
  • ある一定以上で急激に加速

という感じでした。

まさに、下がスッカスカの高回転でムキムキみたいな。

したがって、ある程度のエンジン回転数まで回さないと、速度が乗らなかったんです。

一方、スバルPEA投入後は、微妙なアクセル開度の変化を汲み取って、若干の速度変化もストレスなく行えるようになりました。

こうした低速トルクの改善から、スバルPEA投入後は、Iモードでも高速道路でストレスなく走ることができるようになったといえます。

まとめ

ここまで、エンジンのリフレッシュとして、スラッジナイザーとスバルPEAの併用時の効果について紹介してきました。

やはりドライブをしていて、そろそろエンジンのリフレッシュをしたいなと感じ始めていたこと。

車のコンディションについて敏感な方なら、同じようなことを考えていたのではないでしょうか。

どうしても直噴エンジンとハイオク仕様車は、エンジン内部にカーボンが溜まりいやすいです。

そのため、しっかりとカーボン対策を行いましょう。

以上、スラッジナイザーとスバルPEAの併用について、参考になれば幸いです。

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