冬の北海道の雪道をメルセデス・ベンツ GLA250 4MATICでドライブ

雪の残る冬の北海道を、メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICでドライブしてきました!

メルセデス・ベンツのAWDシステムと、ブリザックVRXの組み合わせで、凍結路面、雪道での安定性を確認してきました。

また、約3日で600km近くの長距離を走ったので、長距離運転時の疲れ具合についても紹介します!

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メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICの基本情報

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATIC

直列エンジン4気筒 2.0L ターボ

最高出力:155kW(211PS)/5500rpm
最大トルク:350Nm(35.7kgf・m)/1200-4000rpm

トランスミッション:7速DCT

駆動方式:AWD(パートタイム式)

全長:4430mm
全幅:1805mm
全高:1510mm

タイヤ:ブリザック VRX

ボンネットの裏側は、ボコボコと凹んだ形状になっています。

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICは、2.0Lターボエンジンを搭載しながら、ターボの搭載に酔て、2.5L相当の動力性能を持っています。

全長は短く、4430mmです。

全幅については、国内で扱いやすいとされている1800mmをわずかに超えていますが、5mm程度なのであまり気にならないでしょう。

7速DCTは、偶数段と奇数段でクラッチを分けることで、高速な変速レスポンスを実現するトランスミッションです。

タイヤは、ブリヂストンのスタッドレスタイヤにおいて最上級モデルとなる、ブリザックVRXを履いていました。

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICを札幌でレンタルし、石狩に寄り道した後札幌に戻り、深川、留萌、苫前、稚内、紋別、網走と走りました。

トータルの走行距離は600kmを超えました。

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICの空ふかしサウンドです!

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICの雪道ドライブ

この年の北海道は、雪どけが早く、GLA250を借りる前日は晴天でした。

しかし、借りる日には急に雪になりました。

道路にはシャリシャリになっている雪がある状況で、ちょうど深川留萌自動車道では吹雪になりました。

結構過酷な状況だったのですが、雪道初心者でも問題なく走れました。

パートタイムAWDとなっていますが、AWDに切り変わる瞬間も感じず、常に安定した走りでした。

また、GLA250 4MATICは、AクラスをベースにしたSUVなので、ゆもった雪でそこをすることを気にせず走れるのもよかったと思います。

北海道の雪の日のドライブでも、危険に感じる場面はありませんでした。

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICの加速性能

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICはターボ車であり、ターボラグが存在するはずです。

しかし、GLA250 4MATICでは、ターボ感はなく、大排気量のような走りになっていました。

いろいろ試しながら乗っていたところ、1速のギア比がかなり大きく設定されていました。

1速ギアの場合、40km/hでレブリミットまで回ります。

発進時に一気にエンジン回転数を上げることで、ターボを起動させ、ターボラグを感じさせないようにしているみたいです。

その代わり、通常の発進時にはエンジン回転数が結構上がり、瞬間的には2500rpmより少し上ぐらいまでは回る感じです。

その他に試したこととしては、アクセル操作に対してドライバーの意思を考えてクルマが動いているように感じました。

具体的には、同じアクセル開度であっても、一気に踏み込んだ時と、ジワジワ踏み込んだ時で加速が違います。

あるアクセル開度まで一気に踏み込んだ場合には、ガツンと加速します。

逆に、先ほどと同じアクセル開度までじわじわ踏むと、積極的にシフトアップがされました。

あまり加速していないのに、エンジン回転数がステップを刻みながらシフトアップしていく様子は、なんだか加速がスカった感じでした。

このように、アクセル開度に対して加速を決めているのではなく、アクセル操作に込められたドライバーの意図を察して制御が行われているものだと感じました。

トランスミッションの7速DCTについては、Dレンジで自動変速にしている場合には、加速が途切れることなく変速していくのは魅力でした。

過度にスポーツ性能を表現したセッティングではなく、DCTの長所を生かした自然なシフトフィールであるのは魅力です。

ただ、パドルシフトについてはDCTであることの魅力はあまり感じませんでした。

過度に期待しすぎていた部分もあるのかもしれませんが、パドルシフトの操作に対して電光石火のようなレスポンスではなく、あくまでも普通のAT車のような感じです。

エンジンブレーキも、特別効きがいいという感じもなく、このあたりは普通の車のような効き具合という感じです。

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICのブレーキ性能

ブレーキはしっかり効きます。

ブレーキを踏んだ量に対してリニアに作動するので、扱いやすく、信頼感のあるブレーキでした。

フロントブレーキです。

リアブレーキです。

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICのハンドリング性能

次に、メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICのハンドリングについて見ていきます。

GLAクラスは、AクラスをベースとしたSUVなので、普通の乗用車と比べれば若干重心は高いですが、
極端に全高が高いわけではないです。

したがって、SUV特有の腰高間はなく、乗用車感覚で走れます。

しかし、ワインディングでハンドルを切っても、ぶれることなく走っていくのは好印象でした。

あとは、直進安定性については本当にまっすぐ走る車だと思いました。

ただ、本当に直進安定性について語れる状態ではなかったことは事実です。

今回レンタルしたGLA250 4MATICは、スタッドレスタイヤを履いており、乾燥路面においてはサマータイヤよりグリップが悪いです。

タイヤがハイグリップになるほど、路面の凹凸やわだちを拾うようになり、直進安定性が低下します。

スタッドレスタイヤを履いた状態での直進安定性は良かったのですが、肝心のサマータイヤでの直進安定性がどの程度であるのかは、今回のドライブではわかりませんでした。

ポテンザなどのハイグリップタイヤを履いた状態での直進安定性については、今後、機会があれば確認してみます。

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICのエクステリアデザイン

次に、メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICのエクステリアデザインについて見ていきます。

フロントビューです。

押し出し感の強いデザインです。

サイドビューです。

写真で見るとわかりにくいのですが、意外とボンネットが長いです。

リアビューです。

まとまりのあるデザインです。

ヘッドライトです。

メルセデス・ベンツ共通デザインが採用されています。

ウインカーです。

ウインカーはヘッドライトのすぐ上にあります。

テールライトです。

ドイツ車らしい、線で描いたようなテールライトになっています。

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICのインテリアデザイン

次に、メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICのエクステリアデザインについて見ていきます。

運転席周りです。

ナビはタッチパネルが動作しません。

手元にあるダイヤル式のコマンドで操作します。

スピードメーターです。

視認性は良好です。

運転席のシート形状です。

日本人にとってはちょっと大きすぎるシートかなと言う感じです。

リアシートです。

コンパクトカーのAクラスをベースとしているだけあって、足元は狭いです。

後部座席で長時間乗車するのは厳しいでしょう。

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICの欠点

なかなか良かった、メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICですが、どうしても気になる欠点がありました。

エンジン回転数が、1200rpmちょうどになったときの籠り音です。

80km/h手前で7速になったときと、60km/h手前で6速になったときがひどいです。

通常の走行音としては、シャーっという擦れるような摩擦音だけなのですが、1200rpmちょうどになった瞬間に耳がふたされるような不快な音を発します。

多分、短距離の試乗程度ではわからない部分だと思うので、購入を検討している際には、注意してチェックしてみてください。

まとめ

ここまで、メルセデス・ベンツGLA50 4MATICについて紹介してきました。

北海道の長距離ドライブで感じたことをすべて文字で書き起こしましたので、購入検討している方は、チェックポイントの参考にしてください。

メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICは、総合的によくできた車であり、まさに優等生と言った感じの車です。

札幌市内の街乗りでも扱いやすく、高速道路やワインでイングでもしっかりと安定した走りをしていました。

ただし、1200rpmでの籠り音については、気にし始めると結構不快な感じです。

このあたりについても、試乗の際にチェックしてみてください。

もしも高速道路で試乗できるのなら、高速道路を走らせてもらうのもいいでしょう。

以上、メルセデス・ベンツ GLA250 4MATICについてでした。

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