日産 マーチで高速道路をドライブ!【ゴーカートみたいなダイレクト感のある新感覚の走り】

みなさん、こんにちは!

ブリュの公式ブログ.comにお越しいただきまして、ありがとうございます。

今回は、レンタカーの日産 マーチで高速道路をドライブしてきたのでレビューします。

走行距離は80km程度、燃費は15km/Lとなかなかの燃費。

1.2Lの低排気量エンジンですが、1tを切る軽量な車体のため、結構力強く走ります。

コーナリングについてもオンザレールといった感じのゴーカートみたいな走りで、路面のうねりによる振動については、良くも悪くもダイレクトに車体を揺らします。

走って楽しいコンパクトカーでしたが、加速力に関しては高速道路の合流など一気に加速するシーンは厳しい部分があったので、もう少しパワーが欲しいところ。

そんな感じの車でした。

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日産 マーチの1.2L HR12DE型エンジン

まずはエンジンについてみていきます。

ちょっとびっくりしたのが、ボンネットの裏側は無塗装でした。

コストダウンと思いますが、初めて見るとすごいインパクトでした。

エンジンルームです。

直列エンジン3気筒 1.2L(HR12DE型)

  • 58kW(79PS)/6000rpm
  • 106Nm(10.8kgf・m)/4400rpm

走り全般について

街乗りから高速道路まで走った感想として、高回転パワーがあり伸びのあるエンジンですが、一方で低速トルクがあまりありません。

タコメーターが非搭載なので、エンジン回転数の詳細まではわかりませんが、高速道路の追越しで、アクセルを踏み続けてエンジンが高回転になれば車体をぐいぐい引っ張っていく走りでした。

加速の伸びは結構あって、100km/hぐらいまでは軽く出せ、まだまだ加速の余力を感じました。

これは1.2Lとは思えない走りで、980kgと、1tを下回る軽量な車体のおかげかなと思います。

もちろん、軽量な分ブレーキもよく効きますし、ハンドリングも非常にクイックです。

一方で、アクセルを踏んですぐの瞬発力がほとんどなく、特に高速道路の合流が難しい車です。

低速トルクがかなり細く、もう少し排気量が欲しいところ。

特に、日本の税制度では1.5Lであっても税金は変わらないはずなので、せっかくなら1.5Lエンジンを搭載してほしいなと感じるところです。

(もしかしたらサイズ的に4気筒エンジンを搭載するスペースがないのかもしれませんが。)

100km/h到達時にもまだ加速力の伸びがありましたので、新東名の120km/h区間も流れに乗って走れるぐらいの動力性能と思います。

しかし、上り坂を上っている最中の加速が極端に弱い感じで、低速トルクが細いためエンジンが高回転に達するのに時間がかかかります。

その結果、苦手とする低回転域で加速する時間が長くなるため、

  • 低速トルクが細いからエンジンが高回転まで回りきらない
  • エンジンが高回転まで回らないから加速しない

という悪循環になり、ちょっと力不足を感じるシーンもあります。

履いていたタイヤは住友ゴム FALKEN SN831 165/70R14です。

ハンドリングは非常にクイックで、扁平率70と厚みのあるタイヤですが、ヨレをを感じませんでした。

まるでゴーカートのような走りで、新感覚の走りです。

以前1.0Lのヴィッツにも乗りましたが、ここまで刺激的なハンドリングはなく、普通のコンパクトカーという感じでした。

その点、マーチは、nismoなどのスポーツモデルのベースとしての素性の良さを感じます。

以上のように、

  • 軽くて
  • それなりに走って
  • クイックで
  • メカ的にシンプル

なマーチですが、乗り心地面で一点気になるのは、路面のうねりを完全に拾うことです。

特にリアがその傾向が強く、路面のうねりをトレースするように車体も一緒に揺れていました。

うねりを抜けた後の揺れの収まり(減衰具合)は違和感ない感じに仕上がっていました。

リアのサスペンションがトーションビーム式であるため、路面のうねりを拾うのは多少は仕方ない部分ではあるのですが、ヴィッツでは気にならないレベルだったので、マーチの方が硬めの乗り心地と感じるでしょう。

マーチのエクステリア

マーチのエクステリアを見ていきます。

かわいいです。

サイドから見ると、本当にシンプルです。

窓枠とか、多くの車は黒のカバーがあるのですが、それもなく、本当に必要最小限のデザインとなっています。

タイヤはスチールホイールです。

リアを斜めから見てみました。

テールゲートのプレスラインはこだわっていますね。

意外にもリアを構成するパーツの造形、特にテールライト上部のプレスラインには手がかかっているように見えます。

真後ろから見てみました。

ヘッドライトはハロゲン式。

テールライトは電球式です。

マーチのインテリア

次に、マーチのインテリアを見ていきます。

フロントのシートです。

  • 高さ
  • リクライニング
  • 前後

の6ウェイタイプの手動シートです。

ランバーサポートの調整はありませんので、完全にドライビングポジションを設定できません。

べダルとの位置関係で、シートの高さはもう少し低く設定できればいいのになと思いました。

また、シートにホールド感はありません。

後部座席です。

普通のコンパクトカーといった感じです。

カーゴルームです。

トノカバーが装着されています。

後部座席を前に倒すとこの通り。

フルフラットにはなりませんが、多少大きな荷物は積めます。

旅行などの大きな荷物は厳しいですが、買い物でちょっと大きいものを買ったときとかは、ある程度積めるのではないでしょうか。

スピードメーターは非常にシンプルです。

タコメーターがないのは物足りないです。

エアコンはダイヤル式です。

ルームミラーがちょっと難ありで、取り付けの問題か、走行中に小刻みに振動しています。

そのため、後続車を見たときにブレて見えることがあり、もう少しガッチリと取り付けてほしいなと思います。

キーは鍵タイプです。

エンジンのプッシュスタート機能は搭載されていません。

燃費と走行距離

今回のドライブでは、84.0km走行しました。

燃費は、15.1kmでした。

走行性能を見るために、多少踏み込んだりする乗り方もしましたが、比較的燃費がいいように思います。

まとめ

ここまで、レンタカーで借りた日産 マーチについて紹介してきました。

マーチのいい点は、軽量で、エンジンも高回転パワーがあり、加速の伸びがいいこと。

ステアリング操作もゴーカートのようなダイレクト感のある走りで、ブレーキもよく効く、素性のいいコンパクトカーです。

1.2Lのコンパクトカーでありながら、新感覚の走りが楽しめました。

難点としては、

  • 低速トルクの細さによる瞬発力の弱さ(高速道路の合流が厳しい)
  • シートにホールド感がない

といったところですが、日常の買い物などで使用する分には全く問題ないでしょう。

旅行とかを考えるのであれば、もう少し車両サイズが大きい方がいいと思います。

以上、日産 マーチについて、参考になれば幸いです。

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