東海道・山陽新幹線 N700A X64編成 16号車 新横浜から姫路 乗車体験記

みなさん、こんにちは!

ブリュの公式ブログ.comにお越しいただきまして、ありがとうございます。

今回は、東海道新幹線 N700A X64編成の乗車体験記です。

X64編成は、N700系がN700Aに改造された車両で、JR東海所属です。

N700Aの内、スモールA、あるいはタイプAと呼ばれる車両になります。

今回は、編成の一番後端である16号車に乗ってみました!

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新型コロナウイルスによる新幹線の運行状況

東海道新幹線では、新型コロナウイルスによる自粛によって、乗客数が減少しており、臨時のぞみを中心に運休が決定しています。

実際、新横浜から姫路の間で、16号車の乗客は3人だけでした。

これはさすがに赤字ですよね・・・

なお、運休に該当する新幹線を予約していた場合には、無料で払い戻しが可能です。

また、その他の新幹線であっても、新型コロナウイルスによる自粛によっての払い戻しであれば、払い戻し手数料440円が無料になります。

ココだけの話、自粛というのは建前でOKであり、みどりの窓口で「コロナウイルスによる自粛ですか?」と聞かれた際に、「はい」と答えれば無料になるので、お試しあれ。

※余談ですが、新幹線は車内換気システムを導入して常に外気との交換をしているほか、自粛ムードで乗客がほぼいないことを考えると、飛行機や満員電車と比べれば比較的安全性は確保されている気がします。

N700A X64編成の基本情報

N700A X64編成の基本情報です。

日本車両製造

  • 2011年3月3日、Z64編成(N700系)として落成
  • 2015年4月25日 Z64編成(N700系)からX64編成(N700A)に改造
  • 所属はJR東海で車内チャイムはAMBITIOUS JAPAN!

JR東海に所属する新幹線の車内チャイムは、「テン、テン、テン、テテーン♪」のAMBITIOUS JAPAN!です(笑)

今回は新横浜から姫路への乗車。

山陽区間に乗るのは初めてだったので、ワクワクです。

(いつも東海道区間ばかりだから・・・JR西日本さんゴメンナサイ!)

なお、往復切符は姫路から東京都区内まで購入していますが、帰りは諸事情で新横浜から。

ご覧のように、乗車券が東京都区内からでも、特急券は新横浜から購入できます。

乗車券と特急券の区間が異なっていても乗車できるというのは、覚えておいて損はないポイントだと思います。

※条件次第では往復割の方が値引き額が大きいから。

のぞみ11号 岡山 行

のぞみ111号 岡山 行。

停車駅は、東京、新横浜、名古屋、京都、新大阪、新神戸、姫路、岡山です。

山陽区間は のぞみ の号数によって停車駅が変わるので、お乗り間違いの内容に注意してください。

山陽新幹線の のぞみ号 の停車駅はややこしいです。

具体的には、

  • 新大阪
  • 新神戸
  • <姫路>
  • 岡山
  • <福山>
  • 広島
  • <徳山>
  • <新山口>
  • 小倉
  • 博多

であり、<>無しの駅名は基本停車駅で、<>で囲んだ駅は、選択式の追加の停車駅となります。

<>の停車駅は号数によって変化するので、十分注意する必要があります。

N700A X64編成の外観

では、N700A X64編成の外観を紹介します。

運転席の上部に、「X64」の編成番号が記載されています!

N700系から改造されてN700AになっているX64編成は、スモールAと呼ばれるモデル。

車両側面のN700AのロゴのAは小さく記載されています。

なお、N700Aとして新造されたN700A(本家タイプ)とN700系を改造したN700A(改造版)は、性能については同じなのですが、シートの材質などは少し異なるようです。

総合的に、本家のN700Aの方が改善されているそうなのですが、運用上、本家版も改造版もすべて同一扱いになっているので、特急券の購入時にはまったくわかりません。

完全に運です。

乗り比べって思うと面白いんですけどね・・・

その他、JRのロゴはオレンジ色で、JR東海の所属とわかります。

N700A 16号車のメリット・デメリット

N700Aの16号車に乗る場合、メリットとデメリットが存在します。

メリット

16号車のメリットは、車内が静かなことです。

電車には、駆動車と付随車があり、1号車と16号車は付随車になります。

つまり、動力源となるモーターを搭載しておらず、その他の車両に引っ張られるor押される車両になります。

そのため、モーターの唸りが聞こえず、静かな車内となります。

なお、モーター非搭載となるのは、グリーン車と普通車の1号車、16号車のみ。

普通車でありながら、グリーン車並みの静粛性があるのですから、乗り比べの観点では面白いですよ!

デメリット

16号車のデメリットは、シートピッチが狭いことです。

これは、N700Aの先頭車両の形状に由来しており、尖ったデザインで空力を改善しているので客室空間の長さが狭くなっています。

短い客室空間に、他の新幹線と同じだけの席数を確保しようとするのですから、当然1列当たりの占有空間が狭くなります。

JR東海は、車両交渉などにおける代替車両の運用時に、席数や座席配置が異なるのを嫌うため、今後新幹線の空力性能が増し、先頭車両が凝った形状になるほど、1号車と16号車の座席にしわ寄せがくることになるでしょう。

N700A X64編成の16号車の車内

では、N700A X64編成 16号車の車内を紹介します。

こちらがN700A X64編成の16号車のシートです。

リクライニングするとこのように。

写真だけでは、ピッチの狭さは伝わりませんね・・・

他の号車より狭いだけで、十分な空間はありました。

今回予約したのは15番席。

一番後方の座席です。

一番後方のデメリットとしては、行先表示機があるので、荷物を置くスペースに張り出していること。

大きな荷物がある場合には、意外と圧迫感があります。

16号車の車内全体の写真です。

コロナウイルスの影響で車内は閑散としています。

座席のテーブルです。

イラストでもわかりますが、やはりノーズ部分が長いですね。

窓側にはコンセントがあります。

次のN700Sになると、通路側でもコンセントが使えるようになるらしいですね。

16号車には乗務員室があり、車掌さんが乗っています。

16号車のドアは先頭の形状に合わせて特殊なものになっています。

開くときには、少しだけ外側に張り出してから、横にスライドするようにオープンします。

次に、15号車との接続部分を見ていきます。

15号車との接続部分にはトイレと公衆電話があります。

洗面所の写真です。

トイレは男女兼用が2個、男性用が1個です。

新造N700Aと違い、ウォシュレットは装備されていないので注意してください。

こちらがもう一つのトイレです。

こちらが男性用。

公衆電話もあります。

700系新幹線では公衆電話は個室になっていたのですが、N700Aでは個室ではなく通路に設置されています。

16号車はモーターがない分、振動と騒音面で快適でした。

音に関しては車輪と線路がすれる高周波の「シャー」という音だけ。

振動については、突き上げるような振動が小さい印象でした。

オマケ:姫路駅の写真

山陽新幹線 姫路駅の紹介をしておきます。

この展示物はお祭りの神輿のようですね。

駅構内に展示されています。

そして姫路城の模型です。

お城にはあまり詳しくないので説明は省略しますが、なかなかリアルな模型になっています。

まとめ

ここまで、東海道新幹線 N700A X654編成の16号車乗車体験記について紹介してきました。

16号車はモーター非搭載の車両なので静かである分、シートピッチが狭いことがデメリットになります。

その他、駅の階段から遠いのもデメリットになるかもしれませんね。

それ以外は普通の新幹線車両なので、何も問題なく利用できます。

乗り比べという意味でも、いろんな車両、いろんな号車に乗ってみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

以上、東海道新幹線 N700A X64編成 16号車の乗車体験記でした。

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