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今回は、JR北海道 特急北斗 キハ281系について紹介します。
特急北斗は、新幹線で新函館北斗に到着した後、札幌駅まで結ぶ特急として、乗車する方も多い列車です。
北斗はキハ281系とキハ261系で運転されています。
今までキハ261系のグリーン車、普通車の紹介をしましたが、今回はキハ281系に乗車したので紹介します。
目次
キハ281系の発車シーン
キハ281系 北斗 函館行き の新函館北斗駅の発車シーンをYouTubeにアップしました。
警笛つきです。
キハ281系の概要
JR北海道には形状の似た特急気動車として、
がありますが、キハ281系はこの3車種の中で最も古い車両です。
そして、運転席が高い位置にある構造も、キハ281系から採用されました。
運転席が高い位置にあることは、列車がカーブを曲がるときにマイナスポイントにはなるのですが、北海道はエゾシカなどの野生動物が多く生息する区間を走るため、野生動物との衝突時の乗務員保護を目的として、この構造になっているようです。
乗り心地としては、キハ261系に近いものがありました。
気動車で一番乗り心地にかかわるのがトランスミッションの変速だと思うのですが、キハ281系は加速の途切れと耳ではっきり体感できるレベルでした。
体感的な変速ショックのレベルでは、
といった感じ。
開発の順序としては、
- キハ281系をベースに改良型されたのがキハ283系
- キハ283系のコストダウン版(駆動部の簡素化・軽量化)がキハ261系
となります。
やっぱり乗り心地、滑るような走りの質は、キハ283系が最高です。
さて、今回は北斗16号 函館行きに乗車しました。
乗車区間は、南千歳~新函館北斗です。
キハ281系 普通車 指定席の車内
キハ281系普通車の車内です。
基本的には車内シートについては、
- キハ283系
- キハ281系
- キハ261系
で共通なようです。
リクライニングもこの通り。
普通車指定席の長時間乗車でも疲れません。
テーブルです。
チケットホルダーもあります。
キハ281系とキハ261系には、車両端部に荷物スペースがあります。
キハ283系にもあるのですが、キハ281系、キハ261系のほうがスペースが広いように思います。
大きな荷物は、こうした共用の荷物スペースに入れるといいでしょう。
1号車 先頭側のデッキです。
この前には運転席があります。
こちらのデッキにはトイレも含めて何もありません。
乗客もほぼ来ないので、電話の時には通行人も含めて周りを気にしなくていいスペースかなと思います。
一応先頭までは通路があるみたいですが、立ち入り禁止になっています。
1号車 後方のデッキです。
こちらにはトイレがあります。
トイレはこのような感じです。
さすがにキハ40系みたいに和式ではないですが、ウォシュレットなどは装備されていません。
古い列車ではありますが、水回りもきれいに手入れされています。
男性用も別であります。
この辺は新幹線と同じですね。
キハ283系、キハ261系との違いとして、車内が結露していました。
車両の古さが原因なのか、寒波到来で外気温が低かったからなのか、詳細は不明ですが、気づいた点として共有しておきます。
新函館北斗で下車しました。
特急北斗 山側の車窓
では、特急北斗 山側の車窓を紹介します。
北海道の冬は日が暮れるの早いため、写真の枚数はあまり多くありません。
夕暮れの苫小牧駅です。
太陽光発電もありました。
こちらが樽前山です。
パッと見でわかるぐらい火山の雰囲気がわかる山です。
登別駅に到着するころには、もう夜に近づいています。
これで16時ごろです。
北海道は土地が広いですね。
登別を過ぎたあたりだったのですが、線路が3本に見える区間がありました。
雪が積もっていてよく見えないうえに、調べてても出てこないので、見間違いの可能性もありますが、貨物駅の付近だったと思います。
まとめ
ここまで、JR北海道 特急北斗 キハ281系について紹介してきました。
JR北海道の特急の気動車は、いずれキハ261系に統一されます。
キハ283系の引退が近いですが、キハ283系よりも古いキハ281系も、引退も近いでしょう。
現在北斗で定期運航されていますから、特急北斗に乗るときには、ダイヤを調べて、上手くキハ281系に乗りたいですね。
以上、JR北海道 特急北斗 キハ281系について参考になれば幸いです。