みなさん、お久しぶりでございます。
本当に久しぶりのブログ更新となります。
最後に投稿したのが2019/8/20であり、約3か月程度ブログの更新を停止していました。
この停止の間は、今後のブログ運営を考えての大規模メンテナンスを行っており、その一つとして、WordPressへの移転作業を行っていました。
ようやくメンテナンスが完了しましたので、作業内容や今後の予定について紹介します。
目次
WordPressに移転しました!
この度、手打ちのHTMLサイトから、WordPressにブログシステムを移転しました。
WordPressとは、CMS(コンテンツマネージメントシステム)であり、ブログのような大量の記事や大量の画像を管理するのに便利な、PHPやJvaScriptで構成されているソフトウェアのことです。
今まではメモ帳などで手打ちでHTMLを入力していたのですが、WordPressではビジュアルエディタが利用できます。
よって、一般的なブログサービスと似たような管理画面があり、ただ文章を打つだけできれいなデザインのブログを作成することができるようになります。
WordPressは主に3つの構成に分かれており、
- WordPress本体
- WordPressテーマ
- プラグイン
です。
WordPressの最大の魅力はプラグインを導入して多機能化できることであり、ビジュアル的にも管理しやすくなるので、ブログ運営の負担を大幅に減らすことができる優れものです。
WordPressのメリット
WordPressを導入するメリットは3つあります。
ユーザビリティの向上
WordPressのメリットとして、ユーザビリティの向上があります。
例えば、お気づきの方もいるかもしれませんが、それぞれの記事の一番下に、関連記事の項目を追加しています。
この関連記事の項目には、同じカテゴリ内の記事が一覧で表示されています。
これによって、ユーザーが必要な記事にアクセスしやすくなり、ブログ内の回遊性が向上します。
さらに、WordPressはサムネイル画像を自動生成するという仕組みを利用して、関連記事の項目のリンクには、アイキャッチ画像も追加しています。
これにより、記事タイトルを読まなくても記事の内容がある程度把握できるようになっています。
また、これらのリンクはWordPressのシステム側で自動生成しているので、ケアレスミスがありません。
リンク切れがないのは、SEO的にも効果があります。
記事作成以外の自動化
WordPressは、記事作成以外の日常のメンテナンス作業を自動化できるという点があります。
例えば、バックアップ作業は毎日行うのですが、WordPressは自動でバックアップを行うプラグインが存在します。
そのほかには、リンク切れをチェックするプラグインなどもあり、今までの手作業では気が付かなかった、軽微なミスにももれなく対応することができます。
ブログ本体の将来的な発展性
Googleの仕様上、1つのRSSは5000件までしかURLを登録できません。
それ以上のリンクは、RSSを分割する必要がありました。
これが手作業ではまず不可能であり、WordPressの便利なプラグインを使って、インデックス形式にすることで、記事数の上限の問題をクリアしました。
WordPressを導入するデメリット
逆に、WordPressを導入することによるデメリットも多少はあります。
表示速度が遅くなる
WordPressは、手打ちの静的HTMLサイトよりも表示が遅くなります。
理由としては、WordPressは動的生成によってウェブページを表示しているので、アクセスがあるたびに毎回サーバー側でプログラムがぐるぐる動いていることになります。
よって、サーバー側の計算量が増えることで、若干表示速度の低下があります。
しかし、最近ではコンピューターも発達し、表示速度においてサーバー側の計算量の問題も小さくなってきました。
今となっては、通信データ量を減らすほうが、より高速な表示が可能です。
よって、圧縮等でサーバー側での計算量を増やし、負荷をかけてでも、データの転送量を減らすことが推奨されているぐらいです。
また、レンタルサーバーに関しては、より上位モデルのレンタルサーバーを契約することで、サーバー側の応答速度の問題はある程度解決できます。
総合的に、表示速度に関してのWordpressのデメリットはなくなったとみて、このタイミングでWordPressにシステムを変更しました。
セキュリティの問題
WordPressにはセキュリティの問題が常にあります。
世の中はうまくできていて、創造の裏には破壊があります。
WordPressを構築する人がいて、WordPressでブログを運営する人がいて、ブログを見て知識や世界観を広げていく人がいる中で、WordPressを破壊すようとする人も一定数います。
特にWordPressはだれでもダウンロードして使えるソフトの関係上、みんな共通のコードで動いています。
よって、脆弱性が見つかれば、すべてのWordPressサイトが、サイバー攻撃の危機にさらされることになります。
静的HTMLサイトとは違い、WordPressの場合、データベースへのアタックも要注意です。
まとめると、
- WordPress管理画面へのアタック
- データベースへのアタック
- 脆弱性をついたアタック
- FTPアカウントへのアタック
など、考えだすと恐ろしくて使ってられません。
この点については、IT系サイトをWordpressで運営していく中で、強固なセキュリティ体制の構築を行い、実際の運用の中で技術的に磨いてきました。
また、バックアップ体制も構築したことで、万が一のサイバー攻撃の際の復旧にも早急に対応できるようになっています。
総合的に、WordPressのセキュリティ問題についても、解決できていると判断し、また、万一の際の対応に関してもスキルがついていると確信したため、WordPressへの移転を決断しました。
実際の移転作業ってどんなもの?
200件近い記事を手作業で移動させる
ブリュの公式ブログでは、194件の記事がありました。
これを手作業でコピペしていく作業になります。
静的HTMLサイトの場合、メモ帳で開けるようなHTMLファイルに記事を書いていたのですが、WordPressではデータベース上に書き込みます。
さらに、Wordpressの投稿内容は記事本文だけでよく、HTMLファイルに記載しているヘッダーなどは不要です。
一括アップロードも考えたのですが、もはや手作業で行うしかないと判断し、約200個の記事を一戸ずつ、Ctrl+C…Ctrl+Vとひたすらコピペの作業を行いました。
3000枚近い画像を手作業でアップする
次に3000枚近い画像を手動でアップロードする必要があります。
ブリュの公式ブログの画像の総枚数は、2784枚でした。
静的HTMLサイトであれば、FTPソフトで一括アップロードすれば済む話です。
しかし、WordPressの場合には、データベースとの紐づけが必要になります。
この部分がネックとなり、一括アップロードは断念。
FTPソフトでアップしてからデータベースに紐づけるプラグインもあったのですが、手作業で確実に行えるならと、一枚一枚アップロードを行いました。
まとめ
ここまで、WordPressへの移転について、紹介をしてきました。
約3か月ぶりのブログ更新となり、本当にお待たせしましたという状態です。
今後は今まで通りに定期的なブログ更新を行っていくので、たまに見に来てくれますと嬉しいです。
以上、WordPressへの移転に関して、参考になれば幸いです。