平成31年3月25日、東京大学にて大学院修士課程および博士課程の学位記授与式が行われました。
東京大学の学位記授与式、卒業式は、本郷キャンパスの安田講堂で行われます。
アカデミックガウンを着用し、東京大学の学位記授与式に参加している様子や、
あまり入る機会のない安田講堂内部の写真をたくさん撮影したので、この記事ですべてを紹介します!
目次
卒業式と学位記授与式は安田講堂で行われる
東京大学の卒業式と学位記授与式は東京大学本郷キャンパスにある、安田講堂で行われます。
結局は普通の講堂なのですが、歴史があったり、重厚感のある外観などで、日本国内外から多くの観光客の方が写真を撮影されに来ます。
私自身、東京大学本郷キャンパスの研究室に所属していましたので、休みの日以外は年中安田講堂を見る機会がありました。
春、夏、秋、冬と、季節ごとに安田講堂を見ていると、一番きれいに見えるのは秋だろうなぁと思います!
東京大学は、イチョウのロゴになっているのをご存知でしょうか?
そのロゴの通り、東京大学安田講堂へ続く道には、たくさんのイチョウが植えられており、秋になると一気に黄色い葉っぱが舞う写真が撮れます。
東京大学の安田講堂に来るのであれば、やはり秋をお勧めしたいですね!
東京大学本郷キャンパスには、複数の学生食堂があります。
この中でおすすめなのは、銀杏メトロ食堂のカツ丼です(笑)
特に変わったカツ丼ではないのですが、東京大学で研究していたころは好んで注文していました。
東京大学本郷キャンパスに訪れた際には、ぜひ、銀杏メトロ食堂のカツ丼も食べて欲しいですね!
なお、銀杏メトロ食堂の営業時間は11:00~14:00までで、夕食の時間には営業していません。
銀杏メトロ食堂を利用する場合には注意してください。
安田講堂の内部を紹介!
早速ですが、安田講堂の内部を紹介します!
入り口には常に警備員が立っています。
これは式典があるときだけではなく、日常的にずっと立っています。
安田講堂の前には石畳の橋があるのですが、この橋も関係車両以外は通行不可になっています。
安田講堂を運営している人件費はなかなか高そうです。
一歩中に入ると普通の講堂です。
学位記授与式のスケジュールのようなものが配られます。
これが安田講堂のメインの部分です。
思っているより普通の講堂だと思います(笑)
講堂の絵です。
向かって左側。
向かって右側です。
絵画の関係で思い出したのですが、平成30年の4月から8月で、安田講堂の地下にある中央食堂が大きくリニューアルしました。
その時に、展示物の絵画を生ごみとして捨ててしまったとかいうので問題になっていましたね。
リニューアル後の中央食堂は、生協の食堂はもちろん、ポムの樹や、カフェもオープンして、きれいになりました。
話を戻しまして、安田講堂には2階席もあります。
卒業式、学位記授与式の当日は20分ぐらい前に並ばないと、1階席に入るのは厳しいのではないでしょうか。
安田講堂の天井です。
太陽光を生かした自然の照明になっています。
シートは写真のようになっており、座面が跳ね上げ式です。
シートには一つ一つ名前が書いています。
この名前は自分の名前ではなく、寄贈した人の名前の様です。
今回着席したシートは、北川光治と書いていました。
出口付近には貢献会員の名簿があります。
安田講堂についてはこんなところでしょうか。
東京大学大学院の学位記授与式の流れ
東京大学大学院の学位記授与式の式次第は次のようになっています。
一、演奏
一、開式
一、学位記授与
一、総長告辞
一、修了生答辞
一、合唱
一、閉式
ざっくりこんな感じです。
特に特別なことは行いません。
東大流アカデミックガウンの着方!
東京大学の卒業式、学位記授与式では、東京大学オリジナルのアカデミックガウンを着用します。
パット見た感じ着方がわかりにくいので、私自身がモデルとなって、その着方を紹介します!
まずはこの青いガウンを羽織ります。
袖を通して着るだけなので特に難しいことはないでしょう。
イチョウのマークが前に来るように羽織ります。
羽織ったガウンの前側の裏に、ボタンがあります。
まずはこのボタンを確認してください。
このボタンは、後で被るフードを固定するボタンです。
次に、水色のフードをかぶります。
フードの先端には輪がついているので、先ほどのガウンのボタンに引っ掛けて位置を固定します。
フードについている長いひもは、スーツの裏側を通して、ベルトに巻き付けるなどして固定します。
最後にネクタイをスーツから出してスーツの下に入れる感じにします。
スーツの中にネクタイを入れている人がいましたが、正式には写真のような状態にします。
言葉で説明するなら、ネクタイはフードの上を通ってスーツの下に入れます。
帽子をかぶって紐を垂らして完成です!
まとめ
ここまで、東京大学の卒業式、学位記授与式の紹介と、安田講堂内部の紹介、さらにはアカデミックガウンの着方を紹介してきました。
無事、学位記授与式を終え、東京大学にて修士号を取得できました。
東京大学の修士号を取得していることが、ブログの内容にどれだけ意味があるのかは分かりません。
しかし、ひとつの節目であることは事実だと思いますので、心機一転して、ブログ運営にも注力していきます!