トヨタの新型タクシーであるJPN TAXI。
偶然にも浜松で乗る機会がありました!
利用したのは遠鉄タクシー。
もちろん、運転したわけではないのですが、後部座席の乗り心地などをまとめました。
目次
JPN TAXIのスペック
寸法
全長:4400mm
全幅:1695mm
全高:1750mm
サイズ感は、コンパクトカーのミニバンといった感じでしょう。
近いのはシエンタです。
参考に、シエンタの寸法を掲載します。
全長:4260mm
全幅:1695mm
全高:1675mm
エンジン・モーター
直列エンジン4気筒 1.5L ハイブリッド
使用燃料:LPG
エンジン最高出力:54kW(74PS)/4,800rpm
エンジン最大トルク:111Nm(11.3kgf・m)/2,800-4,400rpm
モーター:交流同期電動機
モーター最高出力:45kW(61PS)
モーター最大トルク:169Nm(172.kgf・m)
LPGのハイブリッド車です。
モーターの出力だけで、軽自動車並みのパワーを持っています。
トランスミッション
電気式無段変速機
トヨタのハイブリッド車では、基本的に電気式無段変速機が搭載されています。
新開発のマルチステージハイブリッドも、電気式無段変速機に4速ATを組み合わせ、疑似的に10速ATにしたものです。
駆動方式
前輪駆動(FF)
駆動方式はFFのみとなります。
後部座席の乗り心地
コンフォートよりも座面が高い
乗って気付くのが座面の高さです。
バッテリーを搭載している以上、プリウスのタクシーと似たような座面高さがありました。
逆にコンフォートが低すぎるのかもしれませんが・・・
座面が高いので、変に足を折り曲げることもなく、自然な姿勢で乗ることができて快適です。
コンフォートの時と同じで、足元の空間もかなり広かったです。
気になったのが、以前、タクシー運転手の方から、「お年寄りは座面の低い車を好むから、プリウスで迎車に行くと、かなり嫌がられる。」と聞いたことがあります。
今回のJPN TAXIは、座面は高かったですね。
ただ、タクシーという多くの人が乗る車両なので、全員に対して最適化することも困難なので、何かしらの妥協点があったのでしょう。
下の写真はドアノブです。
座面の高さとは関係ありません。
視界が開けている
ボディ形状はトールワゴンに属するJPN TAXIは、後部座席に座っていても、視界が開けています。
後部座席に乗ることが多いタクシーですが、日本の景色を楽しみながら移動することができます。
JPN TAXIは、東京オリンピックを目標に開発されたタクシー用車両なので、海外のお客様には高評価を得れると思いました。
読書灯がある
なんとリアには読書灯があります!
エクステリアデザイン
ブログ運営の旨を伝えると、今回乗車した遠鉄タクシーの運転手の方のご厚意で、目的地に到着後撮影をさせていただきました。
ブログ運営へのご協力、ありがとうございます。
フロントから
最新型だと感じるのがヘッドライトの明るさです。
タクシーのヘッドライトって暗い車が多いですよね。
JPN TAXIのヘッドライトはかなり明るいので、安全性にも配慮されています。
サイドから
特徴的なサイドビューです。
リアから
リアはぎりぎりまでホイールハウスがきており、盛り上がったデザインになっています。
ホイールベースの長さは乗り心地に影響しますし、何よりもこれからの日本を象徴する機能的なデザインが魅力です。
まとめ
ここまで、トヨタの新型タクシーであるJPN TAXIについて、乗車した時の感想を紹介しました。
後部座席に乗っていて感じたのが、座面の高さと視界の広さです。
座面の高さは自然な姿勢で座れるものでしたが、もしかしたらプリウスタクシーと同様、お年寄りの方には不人気になるかもしれません。
JPN TAXIは、トールワゴンのボディなので、視界が広く、後部座席からでも前面の景色を愉しむことができました。
2020年の東京オリンピックまでには、もっと台数が増えているでしょう。
以上、JPN TAXIについての紹介でした。